Eye-Fiカードのアップロード先の設定を行う
1.Eye-Fi Managerを表示する
2.[オンライン写真サービスを選択]を表示する
3.写真のアップロード先としてEvernoteを選択する
4.Evernoteのアカウント情報を入力する
5.追加するアプリケーションの名前を入力する
Evernoteを確認する
1.撮影した写真がEvernoteに取り込まれていることを確認する
[ヒント]Eye-Fiってなに?どのようなところが便利なの?
アイファイジャパンが販売している無線LAN内蔵のSD型カード「Eye-Fi Share カード」シリーズを、一般に「Eye-Fi」と呼びます。無線LANアクセスポイントへの接続や写真共有サービスなどへのアップロードの設定を行い、デジタルカメラに挿入して撮影すると、Eye-Fiは自動的に無線LANに接続して、写真をアップロードします。デジタルカメラからメモリカードを取り出してパソコンに取り込む、という作業は意外と手間がかかり、まあいいか、明日にしよう……と思ってしまうこともあるものです。ところがEye-FiとEvernoteを組み合わせれば、撮影して(無線LANが利用できる場所で)しばらく待てば、自動的にパソコンの中に写真が届きます。撮影した写真が何もしていないのに手元に来るというのは、それまでとは違う世界のデバイスを使っているかのような、新鮮な体験です。
[ヒント]画像メモを活用するためのコツ
Eye-FiとEvernoteを組み合わせた画像メモを活用するために、まずデジタルカメラの写真の保存サイズを確認しましょう。高解像度機の最高画質で撮影すると、1枚の写真が数MBになる場合もありますが、これでは転送時間もかかり、Evernoteの容量も圧迫してしまいます。長辺1024ピクセル程度を目安に設定してみましょう。写真は高画質で撮影し、Evernoteに取り込むものだけサイズを小さくしたいという場合には、手順4で[詳細設定を表示する]をクリックして、Evernoteに取り込む写真のサイズを設定します。次に、「HOTSPOT connect」の設定をしておきましょう。これは、Eye-FiからNTTコミュニケーションズの公衆無線LANサービス「HOTSPOT」のアクセスポイントに無料で接続し、外出先でも写真をアップロードできるサービスです。詳しい設定方法やHOTSPOTのアクセスポイントについては、以下のWebページを参照してください。
▼HOTSPOT connect × Eye-Fi(HOTSPOT の解説ページ)
http://www.hotspot.ne.jp/service/connect/eyefi.html
[ヒント]選択した写真だけをアップロードすることもできる
Eye-Fiを利用しているとき、撮影した写真はすべてアップロードされます。特定の写真だけをアップロードしたい場合には、設定を変更してデジタルカメラで[プロテクト(画像保護)]に設定した写真だけをアップロードするようにもできます。[Eye-Fi Cardの設定]で[転送モード設定]の[変更]をクリックし、[選択した画像だけを共有(Evernoteには選択した写真だけをアップロード。パソコンへのアップロードも設定している場合、パソコンには全てをアップロード)]または[選択した画像だけを転送(Evernoteにもパソコンにも選択した写真だけをアップロード)]のいずれかに変更します。[プロテクト]の設定方法は、ご利用のデジタルカメラの取扱説明書を参照してください。
[ヒント]新しい管理ソフト「Eye-Fi Center」が登場予定
2010年2月現在、Eye-Fi Shareカードは2GBの「Eye-FiShare」と、4GBでSDHCカードタイプの「Eye-Fi ShareVideo」の2種類が発売中です。この他に8GBの容量を持つ「8GBEye-Fi Pro X2」が2010年春頃発売の予定と発表されています。この「8GB Eye-Fi Pro X2」の発売に合わせ、このレッスンで解説している管理ソフト「Eye-Fi Manager」は「Eye-Fi Center」という新しい管理ソフトにアップデートされ、既存製品のユーザーも利用可能になる予定です。
[ヒント]自分のデジタルカメラで使えるか確認しよう
Eye-Fi ShareカードはSD/SDHCカード対応のデジタルカメラで使用できますが、一部の機種との組み合わせでは、不具合が発生することがあります。アイファイジャパンのサポートページで非対応機種の情報が公開されているので、確認しておきましょう。
▼アイファイジャパン サポートページ
http://www.eyefi.co.jp/support/