CSSの基礎知識
CSSのファイルの種類の指定とMIMEタイプ
HTML文書にCSSなどの外部ファイルを組み込むときは、link要素のtype属性の値にファイルの種類をMIMEタイプで指定します。MIMEタイプとは、インターネット上でファイルをやり取りするときにファイルの種類を判別するための仕様です。
以下の例では、head要素内のlink要素で外部スタイルシートとしてCSSを組み込むときに、type属性の値にtext/cssを指定してCSSファイルであることを明示しています。
HTML<link href="style.css" rel="stylesheet" type="text/css">
ただし、HTML5では組み込むスタイルシートの種類がtext/cssであることが初期値とされており、type="text/css"を省略しても問題ありません。
MIMEタイプの種類
HTMLで外部ファイルを読み込む各要素では、type属性を使ってファイルの種別を指定します。以下は代表的なMIMEタイプの例です。
ファイルの種類 | MIMEタイプ |
---|---|
テキストファイル | text/plain |
HTMLファイル | text/html |
JavaScriptファイル | text/javascript |
CSSファイル | text/css |
JPEGファイル | image/jpeg |
PNGファイル | image/png |
GIFファイル | image/gif |
MP4ファイル | video/mp4 |
Oggファイル | video/ogg |
AACファイル | audio/aac |
MP4ファイル | audio/mp4 |
WAVEファイル | audio/wav |
Flashファイル | application/shockwave-flash |
PDFファイル | application/pdf |
ポイント
- HTML5ではCSSと同様に、JavaScriptの組み込みも既定値とされており、script要素などでJavaScriptを組み込むときにtype属性を指定する必要はありません。