離席時のパソコンロックを一瞬で行う

今回のWindows裏技Tipsは、デスクトップに「ロック」ショートカットアイコンを作成する方法です。パソコンをロックしておけば、再びパソコンの操作を開始しようとする時にログイン画面でパスワードの入力が必要になるので、安心してパソコンから離れることができます。

ロック時はWindowsにログインしている状態を保てるので、ロックを解除してログインした後に作業を継続できるのも「ロック」の特徴です。

これまでの記事で作り方を解説してきた「電源オフ」ショートカットと「再起動」ショートカット、「ログオフ」ショートカットといっしょに覚えておきたい使いたい裏技です。それでは「ロック」ショートカットの作り方を見ていきましょう。

1デスクトップにショートカットを作成する

Windows10でデスクトップの何もない場所を右クリックし、［新規作成］→［ショートカット］の順にクリックします。

2ショートカットの動作を設定する

デスクトップに新しいショートカットが作成され、［ショートカットの作成］画面が表示されます。［項目の場所を入力してください］欄に「rundll32 user32.dll,LockWorkStation」と入力して［OK] ボタンをクリックします（太字の部分をコピー＆ペーストすると簡単です）。

3ショートカットに名前を付ける

続けてショートカットに名前を付けましょう。ここでは「ロック」と名前を入力して［完了］ボタンをクリックします。

4ショートカットを作成できた

デスクトップに［ロック］ショートカットが作成されました。このアイコンをダブルクリックするとパソコンにロックがかかります。

作成したショートカットアイコンのデザインを変更する

ここでは引き続き、作成した［ロック］ショートカットアイコンのデザインを変更して「何ができるアイコンか」がひと目でわかるようにしていきます。

5作成したショートカットのプロパティを表示する

［ロック］ショートカットアイコンを右クリックして［プロパティ］をクリックします。

6ショートカットのプロパティ画面が表示された

［ロックのプロパティ］ダイアログボックスが表示されました。［ショートカット］タブが選択されていることを確認し、［アイコンの変更］ボタンをクリックしてください。

7アイコンの選択画面を表示する

アイコンの選択画面が表示されますが、まだアイコンが表示されていません。そこで、［このファイル内のアイコンを検索］欄に入力されている「C:\Windows\System32\rundll32.exe」をダブルクリックして文字を選択したうえで「%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll」と入力して［enter］キーを押すと、アイコンの一覧が表示されます（太字の部分をコピー＆ペーストすると文字の入力が簡単です）。

8アイコンの画像を選択する

スクロールバーを左右に動かしてアイコンを確認しながら、ショートカットの機能がひと目で分かるアイコンを選びましょう。アイコンを選択したうえで［OK］ボタンをクリックします。

9アイコンの設定が完了した

［ログオフのプロパティ］ダイアログボックスに戻ります。選択したアイコンが表示されていることを確認して［OK］ボタンをクリックしましょう。

10ショートカットアイコンのデザインを変更できた

ショートカットアイコンのデザインを変更できました。

これで「ロック」ショートカットの作成手順は完了です。今回も、これまでの記事で作成した「電源オフ」ショートカットと「再起動」ショートカット、「ログオフ」ショートカットと並べてみましょう。電源オフと再起動、ログオフ、ロックが1回の操作でできるようになります。

4つ並んだショートカットアイコン。

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