こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。今回の「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」は前後編です。前編からお読みください。
満開の花びらのような豚丼が登場!
着丼までの間に、ちゃんとお腹が空いているのか、自問自答します。すごく腹ぺこというほどではないものの、普段よりも1時間ほどランチの時間を遅らせた甲斐あって、なかなかいい線は行っている感じがします。
完食できるかは分からないが、少なくともいい勝負はできるだろう、そんなことを考えている間に、お目当ての「豚丼(博士)」が到着いたしました!
豚丼(博士) 1,940円/豚丼セット 140円
照り具合の素晴らしい豚肉が、満開の花びらのように盛り付けられて、素晴らしいルックスです! 「大学院」では3重の花びらだった肉が「博士」では4重。しかも高密度のため肉が立っています。
甘辛くて肉厚な豚肉は絶品です! 気が済むまで食べてもそうそうなくならないほどの量で、このクオリティの豚肉をこれだけ食べられるのは、贅沢の極みです。また、豚肉の下には「これでもか」というほどご飯が敷き詰められており、2kgという重量は伊達じゃないなと思わされます。
ちょうど「大学院」の倍の量を入れた丼は、今まで見たこともないような特大サイズです。後ろに映っているお味噌汁と比べていただけると、いかに大きいかが分かるかと思います。
顎のコンディションが「博士」攻略のカギ
いかに量が多くても、ご飯は割と食べやすいので、何とかなりそうです。しかし、豚肉は肉厚で食べ応えがあるので、これほどの枚数があると徐々に顎が疲れてきそうです。ということで、顎のスタミナが切れる前に、豚肉を優先的に口に運ぶように意識しました。おかげで、顎が元気なうちに、豚肉をすべて食べきることができました!
豚肉を食べ終わったら、食べやすいご飯を残すのみ。お箸からレンゲに持ち替えて、一気にスパートをかけます。途中、お味噌汁が切れてしまったので50円払っておかわりし、ご飯と交互に口に運びます。無心で食べ続けることしばし、ようやく丼が空になりました! 完食を確認した店員さんから声を掛けられ、修了証明が授与されました。
こちらが修了証書。無事に博士課程を修めました!
その後は、記念写真も撮影していただきました。そういえば大学の卒業式でも学位授与式の後に記念撮影をしたなぁ、なんてことをぼんやりと思い出すと、何となく胸にこみ上げてくるものがあります。
単にお腹がいっぱいなのが原因かもしれませんが、きっと「博士」を修めた達成感がそうさせたのでしょう。
豚丼はもちろん、達成感も味わいたいという向きに、ぜひともおすすめしたい逸品です。
お店:豚大学 神保町校舎
住所:東京都千代田区神田神保町1-8 FUJIビル 3F
完食時間:20分55秒