データベースを作成したい
Accessでデータベースを利用するには、最初に空のデータベースファイルを作成し、保存する必要があります。
ExcelやWordと異なり、データを入力してから保存することはできないので注意してください。データベースファイルを作成したら、その中にデータベースオブジェクトを追加していきます。
ファイル形式で何が違うの?
Accessのファイル形式には、Access 2007以降の「.accdb」形式、Access 2003以前の「.mdb」形式の2種類があります。
Access 2003以前からデータベースを使用している場合は、「.mdb」形式のファイルが残っているかもしれません。
Access2016/2013でもMDBファイルを開くことはできますが、Access 2007以降の新機能が使えないことと、Access 2003以前のサポートが終了していることから、ACCDBファイルに移行することを考えましょう。
Access 2016/2013/2010/2007のファイル
(左:拡張子なし/右:拡張子あり)
バージョンを指定してデータベースを作成できるの?
データベース作成時にバージョンを指定することはできず、標準で「Access 2007-2016形式」(ACCDBファイル)で作成されます。ただし、作成後にMDBファイルとして保存することは可能です。
なお、[Accessのオプション]ダイアログボックスを表示して、以下の手順を参考に操作すると、データベース作成時の既定のバージョンを変更できます。
しかし、特別な理由がなければ、「Access 2007-2016形式」にしておきましょう。
データベースファイルはどこに保存したらいいの?
データベースファイルを複数のユーザーと共有する場合は、ネットワーク経由でアクセスできる共有フォルダーにデータベースファイルを保存しておく必要があります。
自分が使用するだけであれば、[ドキュメント]フォルダーなど、自分のパソコン内の任意のフォルダーに保存するといいでしょう。