テーブルの名前を変更していいか分からない
Accessの既定の設定では、テーブル名を変更すると、そのテーブルを基に作成したクエリやフォームにテーブル名の変更が自動で反映されるので、エラーの心配はありません。
ただし、DCount関数などの定義域集計関数の引数や、マクロのアクションの引数には、テーブル名の変更が反映されないことがあるので、手動で修正しましょう。
なお、テーブル名の変更がクエリやフォームに反映されない場合は、Access全体の設定を変更するにはを参考に[Accessのオプション]ダイアログボックスを表示して[現在のデータベース]を選択し、名前の自動修正オプションの設定を確認しましょう。
テーブルを削除していいか分からない
テーブルを削除すると、そのテーブルを基に作成したクエリ、フォーム、レポートのデザインビューとSQLビュー以外のビューが開けなくなります。そのため、他のオブジェクトの基になっているテーブルを、むやみに削除するのは避けるべきです。
[オブジェクトの依存関係]機能を利用して、そのテーブルを基にするオブジェクトがないことを確認してから削除するといいでしょう。そのときデータベースファイルをバックアップしてからテーブルを削除すれば、削除した後に復旧できるようになるので安心です。
「リレーションシップの削除」とは?
リレーションシップが設定されているテーブルを削除しようとすると、「リレーションシップを削除しますか?」という内容のダイアログボックスが表示されます。リレーションシップが設定されているということは、そのテーブルのレコードが他のテーブルのレコードと結合しているということなので、慎重を期すべきです。
データベース全体の構造を把握したうえで、テーブルを削除してもいいと判断できる場合は、[はい]をクリックしてリレーションシップを解除し、テーブルを削除します。全体の構造がよく分からない場合は[いいえ]をクリックして、リレーションシップの解除とテーブルの削除をキャンセルする方が無難です。