画像を保存するフィールドはどのデータ型にすればいいの?
画像を保存できるデータ型には、OLEオブジェクト型と添付ファイル型があります。OLEオブジェクト型は古いバージョンの時代からあるデータ型で、ファイルサイズが大きくなる、パソコンの環境によってはフォームで画像を表示できない、などの欠点があります。
添付ファイル型は、それらの欠点を克服した新しいデータ型です。新規に作成するデータベースでは、添付ファイル型を使用しましょう。
OLEオブジェクト型のフィールドに画像を保存したい
OLEオブジェクト型のフィールドに画像を保存するには、以下の手順のように操作します。画像は、ビットマップ(BMP)形式に変換されて保存されます。
テーブルのデータシートビューでは、画像の代わりに「Bitmap Image」や「パッケージ」などの文字列が表示され、文字列をダブルクリックすると、関連付けられたアプリが起動して画像が表示されます。
添付ファイル型のフィールドにファイルを保存したい
添付ファイル型のフィールドには、画像ファイル、テキストファイル、WordやExcelのファイルなど、複数のファイルを保存できます。ファイルを保存するには、[添付ファイル]ダイアログボックスを使用します。
ファイルを保存すると、クリップの形をしたマークの右にファイル数が表示されます。なお、フォームを作成しておくと、直接画像を表示できるので便利です。
添付ファイル型のフィールドにフィールド名を表示したい
データシートのフィールドセレクターには通常フィールド名が表示されますが、添付ファイル型の場合、クリップの形をしたマークが表示されてしまいます。
フィールド名を表示したい場合は、デザインビューで添付ファイル型のフィールドプロパティの[標題]プロパティにフィールド名を設定します。