インデックスって何?
インデックスとは、特定のフィールドのデータとそのレコード番号をデータ順に並べたレコードの索引のことです。インデックスを作成することで、そのフィールドを対象にしたレコードの検索や並べ替えを高速に 実行できます。
例えば[コキャクメイ]フィールドのインデックスを作成すると、データベースの内部に[コキャクメイ]のデータとそのレコード番号を五十音順に並べた索引が作成されます。そして「ワタナベ」で検索を実行するとインデックスの「ワ」を含むデータが素早く検索され、早く結果が表示されます。レコードが大量にある場合、インデックスは検索や並べ替えの実行に非常に効果的です。
ただし、インデックスを作成すると、レコードの追加、削除、変更の際、インデックスの更新が行われるため時間がかかります。インデックスはむやみに作成せずに、検索や並べ替えを頻繁に行うフィールドだけに作成しましょう。
インデックスを作成したい
インデックスを作成するには、インデックスを作成したいフィールドの[インデックス]プロパティで[はい(重複あり)]または[はい(重複なし)]のどちらかを設定します。インデックスを作成すると、そのフィールドを対象にした検索や並べ替えを高速に実行できます。
HINT 重複データの入力を禁止したい
[インデックス]プロパティに[はい(重複なし)]を設定したフィールドには、テーブル内の他のレコードと重複するデータを入力できません。例えば[会員登録]テーブルに同じメールアドレスの会員レコードが入力されるのを防ぐには、[メールアドレス]フィールドの[インデックス]プロパティに[はい(重複なし)]を設定します。
設定済みのインデックスを確認したい
どのフィールドにインデックスが作成されているかを知りたいときに、フィールドの[インデックス]プロパティを1つ1つチェックするのは面倒です。[インデックス]ダイアログボックスを表示すれば、テーブル内のインデックスを一覧形式で確認できます。主キーには、「PrimaryKey」という名前のインデックスが自動で作成されます。