こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第25回をお送りします。

100年以上続く老舗寿司店の大人気ランチ

自分の中のイメージですが、神保町駅近辺は肉系のお店が充実しているのに対して、神田駅近辺は魚系のお店が充実しているように思います。以前ご紹介した大和屋音次郎もそうですし、ほかにも魚系の人気店や老舗が多数軒を連ねています。

フィクションですが、『こち亀』に出てくる「超神田寿司」も神田でした。美味しい魚が食べたいときは神田に行くのが間違いない気がしています。

今回ご紹介する「すし定」も、そんな神田駅近辺の人気有名店です。創業は何と明治36年(1903年)で、100年以上の歴史を誇る老舗です! 何でもこちらのランチメニューのちらし寿司が非常にドカ盛りで好評だということで、調査に行って参りました。

「すし定」は神田駅の近くにあります(入店時は行列ができていたので、退店時に撮影しました)

なお、今回はこのコーナーの編集を担当している、できるネット編集部の山田に同行してもらい、いつもとは違うカメラで撮影しました! 普段よりいい写真が撮れたかなと思いますので、ご注目いただけますと幸いです。

崩れ落ちそうな具をお皿に避難させつつ食す!

こちらのお店、昼営業は13時半がラストオーダーで、ネタが切れた場合はそれよりも早まる可能性があるとのことです。余裕を見て12時半ごろお店に到着しましたが、ちょうどピークの時間帯に当たってしまったようで行列ができていました。

お店の方にお伺いしたところ、何でも最近に雑誌やテレビで取り上げられたそうで、特に人気が過熱しているようでした(お店に伺ったのは記事公開の1週間ほど前です)。昼営業の開始時間は11時半からなので、時間に融通が付けられる方は、12時前に来店されるのがおすすめです!

それほどの人気と知れば、なおさらちらし寿司への期待も高まるというものです! 私はちらし大盛り(1,090円)を、山田には比較用にちらし中盛り(980円)を頼んでもらって待つことしばし、お目当ての品が到着いたしました!

ちらし大盛り 1,090円

中盛り(左)と大盛り(右)との比較。ネタの量が明らかに違います。

バラエティ豊かな具がうずたかく積み重ねられて、素晴らしいルックスです! 大盛りは中盛りと比べ、ご飯が増えているだけでなくネタの量もかなり増えているのですが、差額がたったの110円です! 相当お得と思われるので、お腹に余裕のある方には大盛りがおすすめです。

具が多すぎて、このままでは食べるのが難しそうですが、ちゃんと具を分けるためのお皿もあるのでご安心ください! 具を分けてみると、種類の多さに改めて驚かされます。

お皿に分けた具(左からカニ、ガリ、さつま揚げ、明太子、カニカマ、玉子、エビ)。ちなみに中盛りと大盛りでは出てくるお皿の大きさも違いました

こちらはすし飯の上で直接行きます。左からマグロ、イカ、ポテサラ、サーモン、中落ち、ブリ、タコ

新鮮なお魚が盛り沢山で、ポテサラやさつま揚げなど、ユニークな具も目を引きます! まずマグロをひと切れ口に運ぶと、さすが老舗だけあって、新鮮なお刺身で非常に美味です! 続けてサーモン、イカも食しましたが、いずれも新鮮でいい歯ごたえ。

その後、試しにポテサラを食してみると、意外なほど自然に口に馴染みます。もの珍しさが先立っていましたが、なかなかどうして、箸休めとしていい仕事をしています! このバラエティ感、ちらし寿司ならではの魅力ですね。とにかく食べていて飽きが来ず、最後まで楽しみながら完食できました!

並んででも食べる価値のある、素晴らしいちらし寿司を味わうことができました! おそらくですが、開店の11時半から12時前辺りは比較的狙い目かと思われるので、早く食べたい方は、その辺りの時間に足を運んでみてください。

お店:神田すし定
住所:東京都千代田区内神田3-5-1 加藤ビル1F
完食時間:9分50秒

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