年始といえば初詣や行楽、帰省先からのUターンで、高速道路や一般道路の渋滞が増える時期。JARTICによると、高速道路については「2017年1月2日〜3日に渋滞が多く発生する」と予測されています。
渋滞を避けるには早めに出発するのがいちばんですが、何らかの事情で遅くなってしまったり、予想外にも渋滞が早く始まっていたりすることもあります。事前の心構えや迂回などの対策ができるよう、交通情報アプリで準備しておきたいものです。
AppStoreで検索すると多数のアプリがありますが、オススメはここで紹介する2つのアプリ。ゴールデンウィークやお盆休みなど、渋滞が心配な時期にまた活躍してくれるので、気に入ったらiPhoneに常備しておきましょう!
VICS連携の高速道路情報なら「渋滞情報マップ」
NAVITIMEのカーナビアプリから、渋滞情報の機能のみを抜き出したのが「渋滞情報マップ by NAVITIME」です。起動すると、車載カーナビでも利用されているVICS(道路交通情報通信システム)による道路交通情報が地図上に表示されます。地図や凡例がきれいで見やすく、高速道路のSA/PAの位置もわかるのが特徴です。
首都高のほか、阪神高速や北九州高速などの都市高速道路はズーム表示が可能です。左上の[全国]をタップすると日本地図の表示に切り替わります。
[全国]で表示したところ。ドラッグによる移動、ピンチアウト/ピンチインでの拡大/縮小もスムーズです。
3時間先までの渋滞予測を表示することもできます。右上にある時計のアイコンをタップし、時間のスライダーをドラッグしましょう。
[文字情報]では、規制情報がある道路の規制内容などを確認できます。よく使う道路は右上の[☆]をタップしてお気に入りに追加できます。
一般道路でも詳細な渋滞情報がわかる「Googleマップ」
地図アプリの定番「Googleマップ」では、メニューの[交通状況]から渋滞情報を確認できます。この渋滞情報はGoogleマップを利用している他のユーザーの位置情報(移動速度)に基づいているため、リアルタイム性が高く、一般道路でも高速道路と同精度の情報が得られるのが特徴となっています。
こちらは通常の表示状態。左上にある三本線のアイコンをタップし、[交通状況]をタップしましょう。
Googleマップの地図上に、そのまま渋滞情報が表示されます。渋滞は赤、混雑は黄、順調は緑で表され、色のない区間は情報がないことを示しています。
ズームしていくと、高速道路だけでなく一般道路も、区間ごとに細かく情報が取得されていることがわかります。
クルマでのルート検索時にも渋滞情報が考慮されるほか、ルート上にある渋滞・混雑区間もひと目でわかるようになっています。