Apple Musicは「iPhoneのストレージの空き容量が少なくて困る!」という人にこそオススメの音楽サービス。曲をストリーミング再生できるので、iPhoneの中に音楽ファイルを保存しておく必要がありません。
しかし、よく聴くプレイリストやアルバムの曲は勝手にダウンロードされ、iPhoneに保存されていることがあります。ムダな通信量を減らすための機能なのですが、もともと容量の少ないiPhoneでは「おせっかい」になってしまいます。
この問題はiOS 10以降、ミュージックの「ストレージを最適化」という設定で解決できるようになりました。保存する最大容量を選択できるほか、明示的に「なし」にすることもできます。すでに保存されてしまった曲を消す方法とあわせて、覚えておきましょう。
1[ミュージック]の設定画面を表示する
[設定]アプリを起動して[ミュージック]をタップします。
2[自動的にダウンロード]をオフにする
[ダウンロード]に3つの項目が並んでいます。まず[自動的にダウンロード]がオンになっていると、ライブラリに追加した曲が自動的にダウンロードされてしまいます。容量節約のためには、これは即オフにしましょう。
3[ストレージを最適化]の設定画面を表示する
続いて[ストレージを最適化]をタップします。
4[最小限の容量]を[なし]にする
[ストレージを最適化]は、空き容量が少なくなってきた場合にしばらく再生されていない曲を自動的に削除する機能です。素晴らしい機能なのですが、そもそも余裕がない場合は[最小限の容量]を[なし]にします。
5[ダウンロード済み]の設定画面を表示する
すでに保存されてしまった曲を削除するには、1つ前の画面に戻って[ダウンロード済み]をタップします。そして[編集]をタップしましょう。
6ダウンロード済みの曲をすべて削除する
[すべての曲]の[−]→[削除]をタップすれば、曲はすべて削除されます。