追加クエリを作成したい
選択クエリから追加クエリを作成すると、選択クエリで抽出したレコードを既存のテーブルに保存できます。特定の条件に合致するレコードを自動で追加できるので便利です。
［レコードの追加］行にフィールド名が自動表示されない
追加クエリの追加元のフィールド名と追加先のフィールド名が異なる場合、［レコードの追加］行に追加先のテーブルのフィールド名が自動表示されません。
その場合、［レコードの追加］行の［▼］をクリックして表示されるリストから追加先のテーブルのフィールドを選択します。
追加クエリでレコードを追加できない
追加クエリを実行したときにエラーが発生すると、エラーメッセージにエラーの種類と件数が表示されます。エラーの種類には、型変換エラー、キー違反、入力規則違反などがあります。
型変換エラーは、追加先のフィールドと追加元のフィールドでデータ型が異なることが原因です。［はい］をクリックするとクエリが実行されてレコードが追加されますが、該当のフィールドはNullになります。それでは困る場合は［いいえ］をクリックして、デザインビューで［フィールド］と［レコードの追加］のデータ型が同じになるように修正しましょう。
キー違反と入力規則違反は、主に追加するデータの内容に原因があります。これらのエラーの場合、［はい］をクリックしてもレコードを追加できないので、［いいえ］をクリックして追加クエリの実行を中止します。
続いて追加元と追加先のテーブルを開き、追加先と［主キー］フィールドの値が同じレコードを追加しようとしていないか、追加先に設定された入力規則に違反するデータを追加しようとしていないかを確認しましょう。
追加先のレコードに特定の値や計算結果を表示したい
追加クエリでレコードを追加するときに、追加元のテーブルのフィールドの値ではなく、特定の値や計算結果を追加することもできます。
それには、［フィールド］行に値や計算式、［レコードの追加］行に追加先のフィールド名を指定します。
