破損したデータベースファイルは、［データベースの最適化/修復］機能で修復できる可能性があります。データベースファイルがAccessで開けない状態の場合は、いったん正常なデータベースファイルを開き、［ファイル］タブから［閉じる］をクリックします。

すると、Accessがファイルを開いていない状態になります。この状態で［データベースツール］タブにある［データベースの最適化/修復］を実行すると、修復対象のファイルの選択画面が表示されるので、ファイルを指定しましょう。

このとき、修復中に破損したテーブルから一部のデータが切り捨てられる場合がありますが、切り捨てられたデータはバックアップからインポートして復元できることもあるので、あらかじめ破損したデータベースファイルをバックアップしておいてください。

［データベースの最適化/修復］を実行しても破損が解消されないときは、新しいデータベースファイルを作成し、破損したデータベースからオブジェクトを1つずつインポートします。それもできない場合は、専門の業者に修復を依頼するなどの方法を検討しましょう。