食える奴認定に「覚悟」で応える

「ビックリ」という名前を冠したこちらのメニュー、かえって心の準備ができてビックリしないのでは、と思っていましたが、大きなお皿からはみ出すカツを目の前にすると、その迫力に思わず息を呑みました。

その名に違わず、驚くべき大きさのチキンカツとカレーです!

さらに、出来心で注文してしまったトッピングには、オーダーした男爵コロッケだけでなく、何故かウィンナーも付いています。

日替わりトッピングの男爵コロッケと、謎のウィンナー

ウィンナーについて店員さんにお伺いしたところ、「サービスです」とのことでした。もしかすると「ビックリチキンカツカレー大」にトッピングを付けたことで、完全に「食える奴」認定されてしまったのかもしれません!

粋な計らいに感謝しつつ、期待に応えられなかった瞬間に期待が大きな失望に変わるだろうと思うと、プレッシャーも大きくなります。しかし、緊張しても胃袋は縮むばかりで、いいことはありません。腹を括って、絶対の覚悟で完食に臨むことにいたします。

まずはたくさんあるチキンカツのひと切れにしっかりカレーを付けて、口に運びます。

チキンカツにいい色合いのカレーが絡んで、何とも美味しそうです!

ひと口いただいてみれば、チキンカツはサクサクした薄めの衣で、非常に食べやすく仕上げられています! いくらでも行けちゃいそうな美味しさにひとまず安心です。続いて、ご飯はどうでしょう。

カレーをライスとともにいただきます

これまた食べやすくて、安心です。カレーソースはコクがあって口当たりがマイルドな仕上がりで、どうやってこの味を作っているのだろうと気になって壁を見やると、解説が貼ってありました。

10時間炒めた玉ねぎがベースとのこと!

解説によれば、こちらのカレーソースは10時間炒めた玉ねぎがベースだからコクがあるのだそうです。10時間煮込むとかならまだしも、10時間炒めるというのは相当な苦行ではないでしょうか。苦労して完成させたカレーソースなのだろうと思うと、よりいっそう美味しく感じられるのだから不思議なものです。

クセのないカレーソースなので、コロッケやウィンナーともばっちり絡み合っています。特にサービスのウィンナーは、ちょっと燻製されている感じの香りがあって、食が進みました。カレーより揚げ物が主役の感もありましたが、夢中になって食べ進めていると、いつの間にか完食を迎えておりました。

男爵コロッケにウィンナーまで付いたことで、食べきれるのかひやひやする部分もありましたが、フタを開けてみればトッピングを追加したおかげで満足感がプラスされ、大満足でした! 揚げ物とカレーをたらふく食べたい気分のときに、再訪したい次第です。

お店:カレー屋ジョニー 御茶ノ水店
住所:東京都千代田区神田駿河台4-5
完食時間:21分36秒

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※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています