こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第69回をお送りします。
「回転寿司食べ放題」のロマンを求めて遠征へ
「食べ放題」というのは、実に素晴らしいシステムだと思います。本連載でも焼肉やお刺身、カレー、明太子など、さまざまな食べ放題をご紹介してきました。どれだけ食べても同じ料金という安心感、また量に制限のない状況下でどこまで行けるのか、己を試せるという意味でも大いに魅力的です。
今さら何を言っているんだ? と思われたかもしれませんが、今回は「回転寿司の食べ放題」という常識破りの食べ放題を体験しに、神保町を飛び出して私の地元・埼玉まで行ってまいりました。特別出張版として、このときの模様をレポートします。
今の世の中、食べ放題サービスはあちこちで行われていますが、大事なのはお得感、「普段では遠慮しながら食べるようなものを思う存分食べられた!」という満足感だと思います。その点で、お寿司の食べ放題は非常にお得感があります。
実施しているのは回転寿司の「かっぱ寿司」。そもそも回転寿司は、お皿の枚数ですぐに料金がわかる明朗会計が売りのはずです。それが食べ放題という、まるで自分のアイデンティティを否定するようなサービスを始めたことにロマンを感じました。
かっぱ寿司の食べ放題サービス「かっぱの食べホー」は、2017年11月22日までの期間限定開催です。詳しくはサイトの情報を参照してください。
かっぱの食ベホー|かっぱ寿司
かっぱ寿司は、通常だと1皿100円(消費税別)の明朗会計ですから、「今日は10皿まで!」のようにあらかじめ上限を決めてお店に入るのが普通ではないでしょうか。それが1,580円(成人男性の料金。消費税別)で60分間、何皿でも食べられるということです。いくらお皿を積み上げても料金は変わらないという背徳感を味わいたくて、居ても立ってもいられなくなりました。
かっぱ寿司は2017年6月、8月、9月にも一部店舗で食べ放題を行い話題になっていましたが、このたび2017年11月1日~22日の期間限定ながら、全店舗で食べ放題をスタートしています。
時間が平日の14時~17時に限られ、サラリーマンにはなかなか行きづらい時間帯であることがネックです。しかし、何とか時間を作って、地元・埼玉県さいたま市の新三橋店に伺うことにしたのでした。
事前にWebサイトかアプリで予約が必要
「かっぱの食べホー」を利用するには、事前の予約が必要です。予約は専用のWebサイトか、スマートフォンの[かっぱ寿司]アプリから行います。
iPhone(App Store)
Android(Google Play)
今回はアプリで予約いたしました。店舗を選び、時間帯はできるだけ遅めの時間帯をチョイスします。と、本来は14時~17時の開催のはずなのに、なぜか17時開始の回と17時半開始の回が選べるではありませんか。
食べ放題の開催時間は14時~17時のはずですが、17時開始の回と17時半開始の回が選べました
17時半開始の回に申し込んだものの、開催時間外なので無効になったりしないか少し心配です。念のためお店に電話で確認したところ、店舗によっては開催時間を14時~18時と1時間長く取っているところがあり、このお店もそうだったようです。
17時半開始で正常に予約できているということで、ひと安心です。そうして指折り数えて待つこと数日、いよいよ当日を迎えました! いつもより早く会社を出て、念のため、予約した時刻の5分前にはお店に入ります。
かっぱ寿司 新三橋店はJR大宮駅からバスで20分ほど。天井が高く広々とした店舗です
入店して食べ放題の予約者であることを伝えたら、さっそく席に案内されます。本来食べ放題にはドリンクバーが含まれるのだそうですが、こちらのお店はドリンクバー未設置店のため、食べ放題の料金が100円引きになるとのことでした(2017年11月1日時点。いずれ設置予定とのこと)。
できるだけ沢山食べることを考えたらドリンクバーはあまり活用できないかなと思っていたので、正直好都合です。その後、食べ放題のメニューが渡されますが、タッチパネルの[食べ放題]タブの中のものなら、メニューに記載がなくても注文できるのだそうです。
「食べホー」のメニュー(表、裏)。お寿司のほかに椀物や麺類、デザートも対象です
卓上の端末から注文します。上記のメニューにないものでも、端末の「WEB予約限定食べ放題 ご注文はこちら」を押して進んだ画面にあるものは注文可能とのこと
ひと通りの説明が終わって準備万端整ったら、いよいよ食べ放題のスタートです!
※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています