何とも肉肉しい1杯が登場!
「肉そばスペシャル」に「肉増」を追加し、さらに肉の日のトッピングも追加した結果、「肉そば」というよりも、「肉の盛り合わせ」と呼んだ方がしっくりとくるビジュアルになりました。部位や調理法の異なる3種類のチャーシューが、丼の上をおおいつくしています。
いろんな肉が盛り沢山で、麺が見えません!
これは非常に食べ応えがありそうです! すぐには麺にたどり着けないので、まずは肉からいただいていきましょう。肉増し券にも書かれいた「炙り豚トロチャーシュー」「炙りバラ巻きチャーシュー」「肩ロースチャーシュー」の3種類のチャーシューが載っています。
まず炙り豚トロチャーシュー。これは分厚くて脂身が多めで、こってりとした印象でした。食べ応えナンバー1で、これを「肉増し」した選択はベストだったと思います。
豚トロは脂身が多くこってりとして、満足度ナンバー1
続いて、炙りバラ巻きチャーシュー。こちらはいちばん薄い肉でしたが、しっかり炙られており、香ばしさと歯応えが抜群でした。
炙りバラ巻きは香ばしさがGOOD!
最後に肩ロースです。厚みも適度で脂身の差し具合もほどよく、前2者の中間にあたる、バランスのいいチャーシューでした。
肩ロースは厚み、脂身の具合ともにバランスがよかったです
このようなチャーシューを残量をあまり気にせず食べ続けられるというのは、何とも贅沢な話です。肉の下にあった麺が見えてきたら、スープによく絡めていただきます!
麺はスープがよく絡んで色づいています
ツルっとした麺に濃口醤油の濃厚なスープがしっかりと絡んで、非常に強い美味しさの1杯です! 濃口醤油の味付けは、京都の老舗有名店「新福菜館」に範を取っているように感じられます。
そのうえで、このお店のラーメンを特徴付けている、もう1つの要素があります。なるとの上に乗せられた、おろし生姜です。
おろし生姜を好きなタイミングで溶くことで、味が変わります!
醤油と生姜を合わせたラーメンというと、新潟は長岡の生姜醤油ラーメンを連想させます。こちらのラーメンは新福菜館と長岡生姜醤油ラーメンのいいところをうまく掛け合わせたようなイメージで、完成度の高い美味しさです!
そのうえで、いずれも甲乙つけがたい3種類のチャーシューがふんだんにトッピングされているのには、鬼に金棒、虎に翼といった趣が感じられました。
肉そばをひとしきり堪能したら、エッグライスもいただきましょう。表面をおおう卵の下には角切りチャーシューがぎっしりと詰まっていて、サイドメニューにしてはなかなかのボリュームです。
エッグライスの卵の下には、角切りチャーシューがぎっしり!
トロッとした卵と濃いめの味付けのチャーシューが口の中でいい感じに調和して、文句なしに美味です! そうして肉そばとエッグライスを交互にいただいていたら、いつの間にやら完食していました!
肉の量も申し分なく、ラーメンも完成度が高く、おかげさまで非常に満足度の高い「いい肉の日」となりました。お店では、11月に限らず毎月29日に肉の追加トッピングがあるそうなので、今後も積極的に狙っていきたい次第です。
お店:肉そば総本山神保町けいすけ 神保町店
住所:東京都千代田区神田神保町1-54 原田ビル
完食時間:12分59秒
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※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています