年賀状の両面を1本のPDFとして保存

年賀状は交流の記録として残しておきたいもの。スマートフォンのカメラできれいに撮影し、PDFファイルとして保存できる「Office Lens」を利用すれば、通信面と宛名面をまとめて1本のPDFにできて便利です。

今回はiPhone版「Office Lens」を使い、マイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」にPDFファイルを保存する方法を解説します。

前回はAndroid版を解説しましたが、iPhoneはAndroidと違って、PDFファイルを本体に保存しても自由に扱えません。OneDriveを利用していない場合はメールに添付して送信したり、Dropboxなどほかのオンラインストレージに保存したりすることもできます。

Office LensOffice Lens
iPhone(App Store)
Android(Google Play)

iPhone版Office Lensで年賀状を撮影し、PDF保存する

1Office Lensを開始する

Office Lensを起動し、説明を確認して[Allow Access]をタップします。

2年賀状の宛名面を撮影する

宛名面から撮影しましょう。撮影モードが[ドキュメント]になっているところを確認し、プレビューのエリアに年賀状が収まるようにします。ハガキを感知した白枠が表示されたところでシャッターボタンをタップします。

3通信面の撮影を開始する

宛名面が撮影され、歪みなどが補正されました。続けて撮影するために画面左下の[+1]をタップします。

4通信面を撮影する

年賀状を裏返し、手順2と同様にハガキを感知した白枠が表示されたところでシャッターボタンをタップします。

5保存を開始する

通信面も撮影できました。次に[完了]をタップします。

6保存対象を選択する

保存対象する画面が表示されたら[すべて保存]をタップします。

7PDFの保存を選択する

[エクスポート先]が表示されたら[PDF]をタップします。[フォトライブラリ]をタップすると、画像として1枚ずつフォトライブラリに保存されます。

8PDFの保存を選択する

[OneDrive]をタップします。初回のみOneDviveへのサインインを求められるので、Microsoftアカウントでサインインしましょう([OneDrive]アプリをインストールしておく必要はありません)。

9パソコンでPDFファイルを開く

OneDviveの[ドキュメント]→[Office Lens]フォルダーにPDFファイルが保存されます。PDFビューアーで開くと、裏表両面が1本のPDFファイルになっていることを確認できます。

HINTiPhone本体にPDFを保存した場合は

手順8の画面で[Phone Storage]をタップすると、iPhone本体のストレージにPDFファイルを保存します。しかし、このままでは[Office Lens]からしかPDFファイルを開けません。共有機能を使って、メールに添付したり、ほかのアプリと共有したりしましょう。

[Office Lens]の撮影画面で右上にある3本線のメニューボタンをタップして[最近のアップロード]をタップすると、PDFファイルを選択できます。ここでPDFファイルを開き、画面右上の共有ボタンから、共有する方法を選択します。

[Office Lens]PDFファイルを開き、共有ボタンをタップします。