まさに豚肉が主役の1杯!
「肉汁麺」とは聞き慣れない名前の食べ物ですが、基本的にはラーメンの仲間と考えていいと思います。しかし、目の前で強烈な存在感を放つ物体は、ラーメンとはほど遠い見た目をしています。何せ麺がまったく見えないばかりか、肉が山のように積み上げられているのですから。
一目して、どういう食べ物か分かりません! 分かるのは「肉が多い」ということくらいです
「肉汁麺」と一緒に、生卵とセパレーター(卵黄と卵白を分ける器具)も提供されました。店頭にあった写真のように、セルフサービスで卵黄を落とすのでしょう。さっそく肉の山頂を狙いすまして卵黄を落とすも、残念ながら少しはずれて、斜面に着弾しました。卵黄は斜面に着弾。しかしトロッとして美味しそうです
さて、いつでも食べ始められる状態です。どこから手を付けていいか迷いますが、最初は豚肉に卵黄を絡めて、いただいてみることにします。豚肉に卵黄を絡めて、いざ!
味付けは意外にも甘辛い感じです! 豚肉は新鮮で良質なものを使用しているとのこと。全体に薄く片栗粉をまぶしてあるようで、モチモチとした食感に、甘辛い味付けがしっかりと付いています。非常に美味で、食べ応えのある豚肉です! この味付けなら、間違いなくご飯が進むはず。そう思い、セットの白飯の上に載せて、いただいてみます。豚肉をオンザライス!
予想通り、非常に食が進む組み合わせです! ご飯を頼んだ自分の判断をほめたい気分になりつつ、食べ進めます。 どっさりと載せられた豚肉を片付けないことには、ラーメン部分に箸を届かせることができません。ひたすらご飯と豚肉を交互に食べ進め、10分ほど経ったところでようやく、肉の高さが常識的なレベルになってきました。10分ほど食べてここまで来ました。ようやく、肉をかきわけて麺を見ることができそうです。
この段階でようやく、肉の下に潜むラーメンにアプローチできます。箸で思いっきり麺リフトしてみると、かなりの太麺が姿を現しました!ようやく麺と出会えました! もともと太麺だったと思われますが、スープを吸ってさらに太くなっています
豚肉は甘辛く食が進む味付けなのに対して、麺とスープは一転してシンプルな味わいです。主役は豚肉で、麺とスープはあくまでもその受け皿、という位置付けなのでしょう。口の中が甘辛さで少し疲れたところだったので、この味付けはとてもありがたく感じました。開始20分ほどが経過したところで、徐々に口の中が油分を受け付けなくなってきます。それでも焦らず、麺で着実に口の中をリセットしてから豚肉を頬張る、ということを無心で繰り返し、どうにかこうにか完食に至りました。
約25分の死闘を制し、完食に成功しました
事前情報に違わぬ、非常にボリュームのある逸品で、豚肉のドカ食いを存分に楽しめました。さすがに食べ過ぎて「しばらく豚肉はいいかな...」という気分になりましたが、食欲が昂ぶっているときを選んで再訪したい次第です。
お店:肉汁麺ススム 秋葉原本店
住所:東京都千代田区外神田3-7-11
完食時間:24分46秒
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※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています