できるネット編集部より:ALSOKの子どもを見守るGPS端末「まもるっく」と、ホームセキュリティの使い方や体験レポートを紹介。元小学校教員のITジャーナリスト、高橋暁子さんによる連載の第17回です。
まもるっくのレポート&操作解説まとめ
ホームセキュリティのレポート&操作解説まとめ
こんにちは、高橋暁子です。
先日、こんな話を聞いて驚きました。東京消防庁の発表(※)によると、救急搬送された高齢者のケガの発生場所は、外出先よりも自宅内が多いのだそうです。特に、床や畳、家具につまづくなど、何でもない場所での転倒が多いのだとか。
以前、離れて暮らしている高齢の母親が外出先で足をくじいて、半年ほど不自由したことがありました。その印象が強かったので、外でのケガよりも慣れているはずの自宅内でのケガの数の方が多いことは、私にとっては意外でした。
自宅で暮らす高齢者の様子を、しっかりと見守ってくれるサービスがあると安心ですね。ALSOKのホームセキュリティでは、高齢者の見守りに適した「HOME ALSOKみまもりサポート」を提供しています。今回は、この機器とサービスについて詳しく紹介しましょう。
高齢者のケガは意外と自宅内で発生するとのこと。自宅内の様子をしっかり見守ることができたら安心できますね。
「駆けつけ」だけでなく健康相談にも乗ってくれる
「HOME ALSOKみまもりサポート」では、通常のホームセキュリティよりもコンパクトなコントローラーを高齢者の自宅に設置し、「駆けつけ」と「相談」を基本サービスとして提供します。
「駆けつけ」は、急に具合が悪くなったときなどの非常時に「緊急」ボタンを押すことで、ガードマンが駆けつけてくれるサービスです。「相談」は、ボタンを押すと24時間いつでも「ALSOKヘルスケアセンター」とつながり、体調などについて相談できます。
私の両親も、会うたびに体の不調を話題にするようになりました。話を聞いて病院に行くようにすすめたことも何度もあります。なかなか自分が相談に乗ることが難しい場合には、24時間頼れるこうしたサービスは、本当に心強いですね。
また、持病やかかりつけの病院などの「救急情報」を登録しておくこともできます。病院への搬送が必要になったときには、救急情報を利用したスムーズな対応が可能です。
「HOME ALSOKみまもりサービス」のコントローラー。コンパクトで、テーブルの上などに置いておけば、いつでも利用できます。
コントローラーはシンプルで大きな文字のボタンが特徴です。
料金は月額1,700円から。初期費用ゼロのプランも
「HOME ALSOKみまもりサービス」には、機器を買い取る「お買い上げプラン」、レンタルで利用する「レンタルプラン」、初期費用ゼロで始められる「ゼロスタートプラン」の3種類のプランがあります。
それぞれの料金は、以下の表のようになっています。導入時に必要になるのが「機器費」と「工事費」の2項目で、以降は月額費用がかかります。
長期間利用するなら、月額費用の安い「お買い上げプラン」がお得です。まず数カ月程度だけ試してみたい場合などには、手軽に試せる「ゼロスタートプラン」がいいでしょう。
プラン | お買い上げプラン | レンタルプラン | ゼロスタートプラン |
---|---|---|---|
機器費 | 36,000円 | 0円 | 0円 |
工事費 | 11,000円 | 11,000円 | 0円 |
月額費用 | 1,700円 | 2,400円 | 2,960円 |
※金額はすべて消費税別です
申し込みは、通常のホームセキュリティと同様にALSOK ホームセキュリティのWebサイトから行います。詳しくは以下の記事も参考にしてください。
「火災監視」や「ライフリズム監視」などオプションも豊富
基本サービスだけでなく、オプションサービスも利用できます。例えば「火災監視」はキッチンなどに温度変化や煙を感知するセンサーを追加し、火災が発生した場合に駆けつけるサービスです。火災時に素早い対応が可能になり、安心できますね。
生活の様子を見守るサービスには、トイレのドアにセンサーを付け、一定時間ドアの開閉がなかったときにALSOKに通知する「ライフリズム監視」があります。急病で動けなくなった場合なども、発見しやすくなるでしょう。似たオプションとして、居間や玄関などにセンサーを設置して、生活状況のメールを受け取れる「見守り情報配信サービス」もあります。
また、コントローラーに手が届かない場所で体調が急変した場合などに備えて、「ペンダント型非常ボタン」を用意することも可能です。
これらのオプションは、それぞれ機器費と工事費で10,000円~15,000円程度、月額料金が数百円程度となります(「ペンダント型非常ボタン」は月額料金がかかりません)。詳細は、申し込み時に確認してください。
離れて暮らす家族への不安に応えてくれる
離れて暮らす高齢の家族には、子どもとは違った心配があります。知人のケースで、同居していた親がある日急に病気で倒れ、入院してしまったいうことがありました。もしも離れて暮らしていて発見が遅れたら...と考えると、不安を感じます。
ふだんから両親とは小まめに連絡を取るようにしていますが、それでも、仕事が忙しかったり、子どもの世話で手が回らなかったりすることもあります。そのようなときでも、警備会社がしっかりと見守ってくれるサービスは、大きな安心感がありますね。
いつまでも元気でいてもらえるように、見守りの体制を整えましょう。
HINT外出先でも見守る「まもるっく」
ALSOKの見守りGPS端末「まもるっく」は、外出先でも高齢者の安全を見守ります。不意の転倒を感知する「転倒監視」や、定期的な利用が途絶えたことを感知する「ライフリズム異常監視」機能で、離れて暮らす家族のトラブルにも対応できます。
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提供:ALSOK