【ユーチューバー入門】は、親子で一緒に「YouTuber」のような動画を作って楽しむ方法を解説する連載です。同時に、インターネットを安全に使うための知識も身に付きます。毎週月~金曜日更新。
YouTube、ユーチューバー
ネット動画でできること
このレッスンではYouTubeでできることやユーチューバーさんについて紹介します。この連載では、ユーチューバーさんのような動画を作る方法を紹介していきます。
YouTubeでできること
YouTubeはアメリカで生まれた世界最大の動画共有サイトです。13歳以上でアカウントを持っている人が動画をアップロードして公開できます。
公開された動画は誰でも見られます。利用しているのは日本だけでなく全世界の人々が利用しています。
HINT 全世界で10億人以上が見ている
YouTubeは世界中の人に利用されています。全世界で約10億人が見ており、インターネットを使っている全ての人の3人に1人が見ている計算になります。
HINT YouTubeで最も古い動画は?
YouTube上の最も古い動画は、YouTubeを作った人がアップロードした動画です。その動画は、今も見ることができます。ネットのものはずっと残るので、自分が公開した動画も未来の人にも見られる可能性もあります。
YouTubeとユーチューバー
YouTubeの登場で、YouTuber(ユーチューバー)というお仕事が生まれました。ユーチューバーとは、YouTube上で動画を公開して、たくさんの人を楽しませるお仕事です。全世界にユーチューバーさんはいます。日本でも著名なユーチューバーさんが増えてきています。
ユーチューバーの体験で学べること
ユーチューバーさんのような動画を作るにはさまざまな知識が必要です。動画制作を通して、アプリを使う方法はもちろん、どんな動画を作るのかを考える方法なども知ることができます。他に以下のような知識を身に付けることも可能です。
1. インターネットを安全に使いこなす力
インターネットのことを理解し、良い側面と怖い側面を知った上で、
上手に使う力
2. 自己表現力
動画という一つの作品を作ることで、自らを表現する力
3. 企画力
見ている人を楽しませるような企画を考え、実際に作る力
4. 伝える力
動画を通して、見ている人にわかりやすく物事を伝える力
5. メタ認知能力
動画を見る人の視点から、自らを見ることで、自分を客観視する力
HINT どんな動画でもアップロードしてもいいの?
YouTubeでは、アップロードした動画が色々な人に見てもらえる可能性があります。そのため、たくさんの人に楽しんでもらえる一方で、誰かを傷つけてしまったり、悲しませたりしてしまうこともあります。
動画をアップするときは、見た人に楽しんでもらえるかということの他に、見た人が悲しまないかということも考えてみましょう。
また、テレビ番組やアニメを、許可なくアップロードすることも違法なので、勝手にアップロードしないようにしましょう。
HINT YouTubeにアップロードするには年齢制限がある
YouTubeに動画をアップロードするためには、Googleのアカウントが必要です。Googleのアカウントは13歳以上でないと作ることができません。小学生は作ることができないので、親のアカウントを使わせて、必ず一緒に操作を行うようにしましょう。
Point ネット動画にはいろいろな可能性がある
ここではYouTubeでできることやユーチューバーについて紹介しました。YouTubeにはたくさんの種類の動画が、世界中からアップロードされています。
その中で生まれたユーチューバーというお仕事は、動画を共有する機能をうまく使って、楽しいことや役立つ情報などを発信して注目されるようになりました。ユーチューバーさんのようになりたいという人も多くなっています。
ユーチューバーさんのような動画を作るためにはさまざまな知識が必要です。この連載では作り方だけでなく、考え方など、さまざまな知恵も身に付けられるようなっています。