【ユーチューバー入門】は、親子で一緒に「YouTuber」のような動画を作って楽しむ方法を解説する連載です。同時に、インターネットを安全に使うための知識も身に付きます。毎週月~金曜日更新。
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親子で楽しむユーチューバー入門 レッスン29Phonto

YouTubeのサムネイルを作成するには

ここではアップロードした動画の「サムネイル」の作成方法を紹介します。アップロードされた動画を見たくなるような画像を作ってみましょう。

1サムネイルの元になる画像を取り込む

HINT サムネイルって何?

サムネイルとはYouTubeに動画をアップロードした時に表示される静止画のことです。YouTubeのトップ画面や検索された時の画面に表示されます。

サムネイルは動画の興味を引き立てる重要な役割をもっています。動画をアップロードすると、そのままでは動画内のワンシーンが自動でサムネイルとして表示されますが、自分で設定することもできます。

ここではサムネイル用の写真を撮影して、作成する方法を紹介します。

HINT [Phonto]アプリをインストールするには

サムネイルの作成には[Phonto]というアプリを利用します。アプリはAppStoreから無料でインストールできます。以下のQRコードをiPadやiPhoneのカメラで読み取ると、AppStoreの画面が表示されるので、インストールしましょう。

2取り込む画像を選ぶ

HINT 画像の一部分を取り込める

手順3の[フィルター]画面では、取り込む範囲を指定できます。以下のように操作すると、画像の一部分をドラッグして選択できるようになります。例えば、上下の余計な部分はサムネイルに入れたくない、といった時に使うと良い機能です。

3画像が取り込まれた

HINT スクリーンショットでもいい

手順3では[Phonto]アプリにサムネイルの元になる画像を選択しています。ここではサムネイル用に撮影した写真を取り込んでいますが、動画のスクリーンショットでも取り込むことができます。

動画からサムネイルにする画像を作る時は、使う場面をよく考えましょう。ユーチューバーさんのサムネイルを参考に見てみることもオススメです。

4文字の入力画面を表示する

5表示する文字を入力する

HINT 文字の表示位置は後から変えられる

手順5では文字を表示する位置をタップして選択しています。手順6で[文字を追加]をタップすると、文字の入力画面が表示されますが、後から文字の表示位置を変えられます。ここではおおまかな位置を指定するつもりで手順を進めましょう。

HINT 文字のそろえ方を変えるには

文字を入力する時に、何も設定をしないと左寄せで文字が表示されます。複数行の文字を入力する場合にそろえ方に注意しましょう。

複数行の文字列を左でそろえる場合は[左寄せ]、中央でそろえる場合は[中央寄せ]、右でそろえる場合は[右寄せ]にします。

なお、画面の左側に表示させる時は[左寄せ]、右側に表示させる時は[右寄せ]がよく使われます。

6文字が表示された

7文字の色を変える

8文字を斜めに表示する

HINT 文字の大きさを変えるには

表示される文字の大きさを変更できます。手順8の画面で[サイズ]をタップすると、スライダーが表示され、スライダーを左右にドラッグして大きさを変更します。文字の大きさは画像からはみ出ないようにしましょう。また、逆に小さすぎると読めなくなるので注意しましょう。

HINT 文字にフチを付けられる

文字をより目立たせるために、フチを付けることのもオススメです。フチを付けることで、目立つだけでなく読みやすくなる効果もあります。お気に入りの太さや色を選んでみましょう。操作するとすぐに結果が表示されるので、読みやすいかどうかを確認しながら行いましょう。

HINT 文字の種類を変えられる

手順8の画面で[フォント]をタップすると、文字の種類を変更できます。フォントの一覧が表示されるので、上下にドラッグしてフォントを選択します。日本語のフォントは下側にある[日本語]をタップすると表示されます。フォントの種類で印象が変わるので、色々と試してみましょう。

9文字の位置を変える

10画像として保存する

Point 表示される場面をよく考えて選ぼう

サムネイルは動画を見てもらうためのキッカケになる重要な役割をもっています。アップロードしたままでは、動画のワンシーンが自動で設定されます。そのままではもったいないので、こだわりのサムネイルをぜひ作ってみましょう。

その際、サムネイルに使うワンシーンはよく考えましょう。動画で一番見せたいシーンや、興味をそそるようなシーンがオススメです。

逆に、マジックを披露する動画で、タネ明かしのシーンをサムネイルにしてしまうと面白くなくなってしまうことが考えられます。動画の内容をよく考えて選びましょう。