【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。

Minecraftプログラミング レッスン13エージェントに前を破壊させる

エージェントに下を掘らせるには

エージェントに穴を掘らせる

エージェントに階段状に掘らせるために、まずはエージェントの真下を掘って、掘った位置にエージェントを移動させるプログラムを作ります。

プログラミングエリアの[エージェントに[前]を破壊させる]ブロックを使うと、エージェントの前後、左右、上下6方向にあるいずれかのブロックを「1ブロックだけ」壊せます。

穴を掘りたい位置にエージェントを移動する

エージェントが真下を掘って下に進む

1エージェントのコマンドを決定する

HINT チャットコマンドは分かりやすい名前に

特定の動作を実行するチャットコマンドを作るときは、内容が連想しやすい名前を付けておきましょう。このレッスンでは階段状に掘り進めるため、掘るという意味の英単語「dig」をコマンドの名前にしています。

2エージェントに下を掘らせる

3エージェントを下に移動させる

HINT プレイヤーと同じブロックを破壊できる

エージェントはプレイヤーと同じブロックをすべて壊すことができます。さらに、ゲームモードが[サバイバル]のときはプレイヤーが壊せない[岩盤]ブロックも壊せます。なおゲームモードが[アドベンチャー]のときは、プレイヤーと同様にエージェントもブロックの破壊や構築ができません。

HINT エージェントが壊すとアイテムになる

エージェントが壊したブロックは、ゲームモードが[アドベンチャー]のとき以外はアイテムとしてドロップします。ゲームモードが[クリエイティブ]のときはプレイヤーが壊したブロックはアイテムになりませんが、エージェントが壊したブロックはアイテムとしてドロップし、プレイヤーが回収できます。

なお、レッスンで表示しているゲーム画面では、結果が見やすいようにドロップしたアイテムを取り除いています。

間違った場合は?


エージェントが掘る方向、移動する方向が両方とも「下」になっていないと、プログラムが正しく動きません。手順3まで操作が終わったら、どちらも「下」を指定しているか確認しましょう。