【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。
条件分岐
たいまつを4回に一度設置するには
条件に応じて処理が変わる
レッスン16までに作ったプログラムは、エージェントが階段を掘るたびに[たいまつ]を設置します。このままでは[たいまつ]がもったいないので、階段を4段掘るごとに1回[たいまつ]が設置されるようにします。
レッスン15で作った「変数」と、このレッスンで説明をする「条件分岐」を使ってプログラミングしましょう。
1段ごとにたいまつを設置させると、大量のたいまつが必要になる
4段ごとにたいまつを設置させると、たいまつを節約できる
1[もし[真]なら]ブロックを選ぶ
HINT 条件分岐とは
常に実行されている処理があり、「もし〜ならば」(条件)の際に違う処理に分岐する動作を条件分岐と呼びます。手順1で選択する[もし[真]なら]の「真」は条件と一致したことを示しており、条件と一致したときにブロックで囲まれた内容が実行されます。
2[[0][=][0]]のブロックを組み込む
HINT ブロックの形が同じものを組み込もう
MakeCodeのブロックは種類によって形が異なります。ブロックをほかのブロックに組み込むときは、同じ形のものを選びましょう。ただし、例外として[論理]カテゴリーの[真]ブロックは変数の楕円形のスペースに組み込めます。また、変数のブロックも[もし[真]なら]などの六角形のスペースに組み込めます。
HINT 比較演算子の等号は変更できる
3変数[count]を組み込む
HINT [変数]ブロックの内容を変更できる
4変数を元に戻す
HINT たいまつを置いたら変数を元に戻そう
[count]変数は1段掘るごとに1つずつ増えていきます。[count]が「4」になったときに[たいまつ]を置くようにプログラミングすると、4段目に[たいまつ]が設置されます。
そのままプログラムが進むと変数は5、6、7と増えていき、[たいまつ]は設置されません。このため、[たいまつ]を置いた後に[count]変数を初期化して、再び1、2、3と変数が増えて4段目に[たいまつ]が置かれるようにします。
この一連の流れは、一定の間隔で何かを実行したいときによく使われるので覚えておきましょう。