【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。
二重ループ
繰り返し採掘するには
繰り返し処理を二重にする
このレッスンではエージェントに坑道を掘り進ませ、4ブロック分繰り返したところでエージェントの向きを変えさせます。この動作をさらに4回繰り返すことで、エージェントが1周して掘り始めた場所に戻るようにします。
このように、繰り返しの中にさらに別の繰り返しが含まれる処理は「二重ループ」と呼ばれ、プログラミングではよく使われる方法です。
エージェントに続けて採掘させ、向きを変えさせる
採掘しながら1周して元の位置に戻るようにする
1掘る動作を繰り返す
HINT 適切な処理だけを繰り返す
[くりかえし[4]回]ブロックを使って繰り返し処理を作るときは、どの動作を繰り返すのかを確認しましょう。手順1では1ブロック分を掘る動作を繰り返すので、[エージェントの設定を追加]ブロックが含まれないようにします。
2エージェントの向きを変える
HINT 採掘してから向きを変えよう
手順1で作ったプログラムで、エージェントは4ブロック分の長さの坑道を作ります。向きを変えて1周させるには、4ブロック分掘った後でエージェントの向きを変え、その処理を4回繰り返します。エージェントが作った坑道を上から見ると、1辺の長さが4ブロックの正方形になります。
31周して元に戻らせる
HINT 二重ループとは
繰り返し処理をさらに繰り返すための処理が「二重ループ」です。このレッスンでは1ブロック分掘り進める動作を4回繰り返し、向きを変えて再び掘り進める動作を4回繰り返していますが、[くりかえし[4]回]のブロックを使わずに作成するとたくさんのブロックが必要になります。二重ループの処理を行うと、プログラムが分かりやすく単純になります。