【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。

Minecraftプログラミング レッスン26変数を負の値に変える

ピラミッドの長さを自由に設定するには

計算ブロックで負の値を作る

ブロックを置き始める高さが決まったら、ピラミッドの1段分の長さを変数に置き換えましょう。

ピラミッドの長さは[ブロックを並べる]ブロックの[範囲の始まり]と[範囲の終わり]で設定できますが、相対座標を使うため負の値を入力する必要があります。[計算]カテゴリーのブロックを使う方法を見ていきましょう。

1変数を追加する

HINT なぜ座標を変数に置き換えるの?

ピラミッドは高くなるにしたがって、1段を構成する正方形の大きさが小さくなります。プログラム上では、レッスン24で見たように[ブロックを並べる]ブロックで指定する範囲が1ブロックずつ減少します。ブロックを並べる座標の数値を変数にして、1段積むごとに1ずつ減らすことでピラミッドの形を作っていきます。

2計算ブロックを選ぶ

HINT 算術記号は後から変更できる

手順2で選んだ[計算]カテゴリーのブロックの「+」「−」などの算術記号は、ブロックを組み込んだ後でも変更できます。ちなみに[^]は「べき乗」を表しています。

3マイナスの値を指定する

4プラスの値を指定する

HINT 比較演算との違いに注意しよう

レッスン17で紹介した[論理]カテゴリーの[[0][=][0]]ブロックはデータを比較するときに使い、その条件を満たすかどうかで処理が変わります。一方、手順2で選んだ[[0][+][0]]ブロックは算術演算をした結果を求めるときに使います。見ためは似ていますが、使い方が違うので注意しましょう。