【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。
ランダムな数字を選択
エージェントにランダムな動きを加えるには
柵以外の場所でも向きを変えさせる
レッスン31でエージェントが柵の前で向きを変えるようにしましたが、このままでは柵に接する場所を周回するだけになってしまいます。
エージェントが養鶏場を歩き回れるように、ランダムに向きを変える動きを追加します。[計算]カテゴリーの[ランダムな数字を選択:[0]から[10]まで]ブロックを使って、条件分岐を追加しましょう。
エージェントが柵のそばだけを巡回してしまう
エージェントが養鶏場の中を歩き回れるようになる
1条件ブロックを追加する
HINT 処理の順番を考えよう
MakeCodeで作ったプログラムは上から順に実行されます。このレッスンではエージェントがランダムに向きを変える処理を追加しますが、「前に何もなければ1ブロック進む」「柵があったら向きを変える」という2つの処理の後に実行されることに注意しましょう。
2乱数のブロックを組み込む
HINT 数字は自動的に選ばれる
[ランダムな数字を選択:[0]から[10]まで]ブロックを使うと、指定した範囲からランダムに1つの数値が選ばれます。[[0][=][0]]ブロックと組み合わせると、プログラムにランダムな要素を簡単に追加できることを覚えておきましょう。
HINT ランダムな場所にタマゴが産み落とされる
ニワトリは養鶏場の中をランダムに動き回ります。タマゴが産み落とされる場所やタイミングもランダムになるため、エージェントがまんべんなく巡回してタマゴを回収できるようにします。
3エージェントの向きを変える
HINT 頻繁に向きを変えさせるには
手順2ではランダムな数字の範囲を0から10までとしましたが、10よりも小さい数字を入力すると、エージェントが頻繁に向きを変えるようになります。例えば0から4までに設定すると、エージェントは5回に1回は向きを変える確率になります。
ただし、あまり頻繁に向きを変えると、エージェントが周回する範囲が狭くなるので注意しましょう。