青空文庫をAndroidの機能で読み上げ

Amazonの「Audible」から、オーディオブックが注目を集めています。ゆっくりと本を広げるのが難しい通勤中やスポーツ中にも小説やビジネス書を「聴く」ことができ、時間をうまく使って学びや情報収集が可能になります。

初めてのオーディオブックの使用感を手軽に体験してみたい、という人におすすめなのが、Androidアプリ「青空朗読」です。青空文庫で公開されている著作権の消滅した小説などを、Androidの読み上げ機能で、「朗読」と言えるかどうかは難しいところですが、聴くことができます。

ここでは、「青空朗読」の特徴と使い方を解説します。

青空朗読
Android(Google Play)

聴きたい作品をダウンロードする

1ライブラリへの追加を開始する

「青空朗読」を起動するとライブラリが表示されます。最初はアプリの説明が収録された「このアプリについて」と「羅生門」の2本が登録されています。作品を追加するため[+]をタップしましょう。

2青空文庫で作品を探す

アプリ内でブラウザーが起動して「青空文庫」のサイトが表示されるので、作品を選びます。作家別や作品名別に探せますが、ここでは作家別に探すことにして、作家名の頭文字の行をタップします。

3作家を選ぶ

タップした行の名前の作家一覧が表示されました。作品を聴きたい作家の名前をタップします。

4作品を選ぶ

作家の作品一覧が表示されたら、作品名をタップします。

作品は、新仮名づかいのものを選びましょう。旧仮名づかいの作品は朗読(読み上げ)に適しません。

5作品を追加する

作品データの画面が表示されると画面上部に[この作品を追加する]が表示されるので、これをタップします。

追加後ライブラリに戻りますが、画面の切り替わりで広告が表示されます。広告に興味がない場合は隅の[×]をタップしましょう。アニメーションの広告の場合は、数秒間待ちます。

作品を再生する

1再生画面を表示する

ライブラリに戻りました。再生したい作品をタップして[聴く]をタップします。

2再生を開始する

再生画面が表示されました。画面下部の再生ボタンをタップすると、朗読(読み上げ)が開始されます。再生中は画面中央に小説の一節が表示され、その内容が読み上げられていきます。

[ルビ登録]で読みを修正する

「青空朗読」はAndroidの読み上げ機能を利用しているだけなので、作品中の単語を正しく読み上げられないことがあります。

これは読み上げの限界と考えたほうがよく、神経質に気にしないでおくことをアプリ作者も薦めていますが、登場人物の名前など重要なキーワードの読み間違えが気になるときには、[ルビ登録]から読みを修正できます。

1ルビ登録を開始する

読みを修正するため[ルビ登録]をタップします。ここでは、何度か出てくる「海水着」(かいすいぎ)が「うみみずぎ」と読まれてしまうのを修正します。

2文字列と新しい読みを登録する

[置換前の文字列]に読みを登録したい単語やキーワード、[置換後の文字列]に登録したい読みをカナ(ひらがな、またはカタカナ)に入力して[登録する]をタップします。こうすることで、登録したカナに置き換えて読み上げられるようになります。

最初は知っている小説で試すのがおすすめ

読み上げの「棒読み」の音声には少し慣れが必要かもしれませんが、小説を音声で聴き、スポーツなどをしながら楽しめる体験は、なかなか楽しいものです。

ただし、読み上げ機能の限界から思わぬ「読み間違い」が起こることもあることには、注意しましょう。まったく知らない作品では読み間違いに気付きにくいので、最初は一度読んだことのある小説や、登場人物の名前などをある程度知っている作品で試してみることをおすすめします。