【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 034

読めない漢字の入力はIMEパッドに頼る

効果: 短縮 時短レベル:2

漢字を手書きで検索・入力できる

手書きのメモをテキストデータ化するときなどに、読みがわからない漢字があると、通常の方法では変換できません。そのような場合は「IMEパッド」が頼りになります。

IMEパッドはMicrosoft IMEが持つ機能のひとつで、画数や部首から漢字を探したり、文字や記号の一覧の中から入力する文字を選んだりと、通常の変換以外の方法で文字を入力するための機能が集まっています。

中でも、困ったときに役立つのが[手書き]機能です。見たこともないような漢字も、マウスまたはタッチ操作で描画することで形を判別し、該当する漢字の候補を表示します。一般的な辞書や電子辞書を引くよりも、読めない漢字をすばやく調べて入力できます。

IMEパッドで読めない漢字を検索して入力する

複雑な漢字をマウスで描画するのは面倒ですが、実際には手書きの途中で候補となる文字が次々と表示されます。そのため、入力したい漢字をすべて描画しなくても、途中までで目的の漢字が見つかる場合があります。

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。