【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 047

「メモ帳」の文書に自動で日時を記録する

効果: 短縮 整頓 時短レベル:3

日時が自動的に入力され、正確な記録が残る

Windows 10標準のテキストエディター「メモ帳」は、作業の記録に活用できるユニークな機能を持っています。編集中の文書の先頭に「.LOG」と入力すると、次にファイルを開いたときから、文書の最終行にファイルを開いた日時が自動で挿入されます。

この機能を使うと作業の記録などを正確に、手間をかけずに残すことが可能になります。また、文書を編集中に[F5]を押せば、そのときの日時を挿入できます。

「メモ帳」は書式設定など複雑な機能を持たないため動作が軽快で、処理能力が低いパソコンでも快適に使えることも特徴です。

これを生かして、例えば社内ネットワークをメンテナンスするときに空いているパソコンで作業記録を残したり、屋外の現場に持ち出した旧型のパソコンで作業を記録したり、といった用途で活用できます。

自動でタイムスタンプを付けて記録する

ショートカットキー

[F5]...日付と時刻を挿入する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。