【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 048

毎日使うWebサイトは常に自動で開かせる

効果: 短縮 時短レベル:6

「お気に入り」よりも速いアクセス手段がある

よく利用するWebページはブラウザーの「お気に入り」に登録するのが定番です。しかし、Gmailのような仕事に欠かせないWebアプリがある場合は、より速くサイトを開ける「ピン留め」を利用しましょう。

お気に入りはWebアプリにアクセスする近道を作りますが、サイトを表示したタブをピン留めすることで、次回以降はブラウザーの起動時に自動的に開き、すぐに利用できるようになります。「お気に入り」から選ぶ操作も不要な、最速のアクセス手段だと言えます。

ただし、あまり多くのサイトをピン留めすることは避けましょう。ブラウザーの起動時にすべてを同時に開こうとするため、表示に時間がかかるようになってしまいます。

ピン留めは仕事中に常に表示しているWebアプリ、SNSやメッセンジャーなどに最適です。ニュースサイトなど、ひととおり読んだらタブを閉じる使い方をするサイトは、お気に入りのほうが使いやすいでしょう。

タブをピン留めする

ピン留めしたタブはアイコンだけが表示されるようになります。そしてタブを右クリックして[タブを閉じる]または[ピン留めを外す]を選択すると、ピン留めの効果がなくなり、次回起動時以降は開かなくなります。

こうした仕様から、読み終わったら閉じるサイトにはあまり向かず、常に使うサイトを表示しておくのに適しています。

ポイント

  • 本章ではMicrosoft Edgeの利用を前提に解説していますが、Google Chromeではタブを右クリックして[タブを固定]を選択すると同様の機能が利用できます。

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。