【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
あとで見るかもしれないタブは保存して閉じる
効果:
時短レベル:5大量のタブを一時的に保存して簡単に復元
調べものの途中で別の作業のため環境を変えたい場合など、まだ利用中のタブや、あとで利用する可能性が高いタブを閉じる場面では、ただ閉じるのではなく[表示中のタブを保存して閉じる]を利用しましょう。1クリックで表示中のタブをまとめて閉じられるうえ、あとでまとめて復元もでき、作業の中断・再開のために非常に便利です。
タイトルバーの[表示中のタブを保存して閉じる]をクリックすると、そのウィンドウで表示中のタブをすべて閉じたあと、新しいタブを1つ表示します。その後、隣にある[保存して閉じたタブ]をクリックすると、閉じたタブの一覧が表示され、復元したいタブを選べます。
[保存して閉じたタブ]では、[タブの復元]をクリックしてまとめてタブを復元できるだけでなく、[タブの復元]の右にある[×]をクリックして、まとめて一覧からタブを削除することもできます。保存したものの使わなくなった場合は、これで一覧から削除しておきましょう。
複数のタブをまとめて保存してから閉じる
保存して閉じていたタブを再度開く
Webページを保存しておき、あとで表示(復元)できるという意味では、この機能は「お気に入り」と似ています。しかし、復元したタブは[保存して閉じたタブ]から消えてしまう点が、お気に入りとの大きな違いです。
あくまでも一時的な保存用として、あとで再開するかもしれない作業に必要なタブを取っておくために使いましょう。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。