【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 074

大胆な構成変更にはナビゲーションを使う

効果: 短縮 時短レベル:3

見出しをドラッグして内容を入れ替えできる

長い文書の見出しは「スタイル」で指定するで解説した「スタイル」を使って見出しを設定している場合、ナビゲーションウィンドウに見出しの一覧が表示されます。これはクリックして移動できるだけでなく、ドラッグして文書の構成を入れ替えることもできます。

見出しをドラッグして順番を入れ替えると、見出しと見出し以下の内容(次の同じレベルの見出しまでのすべて)が一瞬で移動するため、選択して切り取り&貼り付けで移動するよりもずっと高く操作できます。

ナビゲーションウィンドウを使って文書の構成を入れ替える

何ページにもわたる文書で「結論を冒頭で述べたほうがいい」「事例の順番を変えたほうがいい」など大規模な編集をする場合、範囲を選択して移動する間にミスしてしまうこともよくあります。スタイルとナビゲーションウィンドウを活用すれば、文書全体の構成を見渡しながら、正確で効率のいい編集ができるようになります。

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。