【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 099

支店名や担当者名は「リスト」で選択する

効果: 短縮 ミス防止 時短レベル:3

入力が速くなると同時にタイプミスも防止

帳簿類の「支店名」や「担当者名」のような項目は、入力するデータの選択肢が決まっていて、それらを繰り返し入力することになります。

以下の手順のように縦方向にデータを入力していく場合で、先に入力したものを繰り返すときには[Alt]+[↓]を押しましょう。同じ列の上の行でこれまでに入力したデータが一覧表示され、その中から選択して入力できます。

これならコピーして貼り付けるよりも速く入力できます。また、繰り返し手で入力するのでなく過去のデータから選ぶことで、確実に同じデータを入力するためタイプミスを防止できることも利点です。

すでに入力したデータのリストから選択する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。