【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
連番はオートフィルで一気に入力を完了する
効果:
時短レベル:3番号や日付の入力に欠かせない超強力な機能
連続する番号や日付の入力には「オートフィル」が欠かせません。1つずつ手入力したり、数式などを使ったりするよりもずっと速く、連続するデータを入力できます。
連続するデータを1つか2つ入力したら、そのセルを選択し、「フィルハンドル」と呼ばれるセル右下の小さな四角形をドラッグします。マウスポインターを合わせて、十字の形になったときにドラッグするのがポイントです。
連続した数値のほか、年月日などの日付も同じ要領で入力できます。2つのデータをもとにしたオートフィルではデータの関係性を自動的に判定するので、例えば「1」と「3」なら、オートフィルは「5」「7」......となります。曜日や干支にも応用でき、「日」「月」をドラッグすれば「土」までの連続した曜日を、選択した範囲のぶんだけ繰り返します。
オートフィルで連番を入力する
1つ飛ばしの連番をオートフィルで入力する
曜日をオートフィルで入力する
1つのデータをもとにしたオートフィルでは、数値がただコピーされるなど、意図どおりにならない場合もあります。そのような場合はドラッグしたあとで表示される[オートフィルのオプション]をクリックすると、[連続データ]などにオートフィルの方法を変更できます。最初から意図どおりにしたい場合は、2つのデータを入力しておくのが確実です。
ポイント
- ドラッグするのが大変なほど広範囲に連番を入力したい場合は、広範囲の連番は「連続データ」で作るで解説する「連続データ」機能が便利です。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。