【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
既存のテンプレートを情報量の目安として使う
効果:
時短レベル:31枚のスライドに詰め込み過ぎないことが重要
PowerPointのプレゼンテーション作成に慣れないうちは、既存のテンプレートをベースにすることをおすすめします。Wordの文書作成に関して、テンプレートは使わず白紙の文書で始めるでは既存のテンプレートを使わないほうがいいと述べましたが、PowerPointでは事情が異なります。
プレゼン資料は適度な文字の大きさと文字数で作ることが大事で、1枚に情報を詰め込みすぎては見にくくなってしまいます。その目安として既存のテンプレートを使い、テンプレートに収まる程度の文字数、情報量に調整しながら作ることが、PowerPointに慣れる近道となります。
おすすめのテンプレートは、背景が白、またはグレー系などの落ち着いた色で装飾の要素が多すぎないものです。写真を多用するプレゼンでは、主張しない白などの背景色を選ぶと写真が引き立ちます。
既存のテンプレートを使ってスライドを作成する
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。