【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 131

既存のテンプレートを情報量の目安として使う

効果: 短縮 整頓 時短レベル:3

1枚のスライドに詰め込み過ぎないことが重要

PowerPointのプレゼンテーション作成に慣れないうちは、既存のテンプレートをベースにすることをおすすめします。Wordの文書作成に関して、テンプレートは使わず白紙の文書で始めるでは既存のテンプレートを使わないほうがいいと述べましたが、PowerPointでは事情が異なります。

プレゼン資料は適度な文字の大きさと文字数で作ることが大事で、1枚に情報を詰め込みすぎては見にくくなってしまいます。その目安として既存のテンプレートを使い、テンプレートに収まる程度の文字数、情報量に調整しながら作ることが、PowerPointに慣れる近道となります。

おすすめのテンプレートは、背景が白、またはグレー系などの落ち着いた色で装飾の要素が多すぎないものです。写真を多用するプレゼンでは、主張しない白などの背景色を選ぶと写真が引き立ちます。

既存のテンプレートを使ってスライドを作成する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。