満月になるのは日本時間で4月8日 11時35分

2020年4月8日は、地球に月が近づき、いつもよりも大きな満月が見られる「スーパームーン」。4月の満月は「ピンクムーン」とも呼ばれます。無用の外出は避けるべきですが、自宅の窓越し、または庭などから見てみましょう。

今回、月がもっとも満ちるのは日本ではほぼ真昼となる4月8日の11:35です。そのため、7日の夜も8日の夜も、ほぼ満月の状態を楽しめます。

参考:
今年最大 スーパームーン お家から満月を眺めよう!(日直予報士 2020年04月07日) - 日本気象協会 tenki.jp

ライブカメラの映像で見る

インターネット上でライブ配信を予告しているチャンネルがあります。アメリカのオンライン天体観測サービス&学習支援コミュニティ「Slooh」では、YouTubeでのライブ配信を予告しています。開始はアメリカ東部標準時刻で7日の19:30。日本では8日の8:30です。



日本国内では、熊本県の私設天文台「南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ」が、公式Facebookページでライブ配信イベントを予告しています。開始は8日の20:00です。

第5回・ソノッキーのルナ天文台ライブ配信『スーパーお月見ライブ配信』

アプリで月の位置を調べる

スーパームーンが見える位置を調べるには、無料アプリの「SkyView Free」(iPhone版)/「SkyView Lite」(Android版)が便利です。以下の記事で使い方を詳しく解説しています。

満月はどこに見える? アプリで月の位置を確認しよう

iPhone/Androidアプリ「SkyView Lite」は、日時を指定して星や星座の位置を確認できる天体観測アプリです。満月や月食、日食などの天体イベントが見られる方向を調べるときに役立ちます。

スマホで月の写真をきれいに撮る

月の写真を撮るには、スマートフォンの標準カメラアプリでなく、撮影時の設定(露出)を手動で調整可能なカメラアプリがおすすめです。以下の記事で、iPhone/Androidのおすすめアプリを紹介しています。

月の写真をスマホで撮影! 月面の模様も撮れるiPhoneアプリ「MuseCam」

「ストロベリームーン」や「スーパームーン」のような特別な月は記念に写真で残したいものですが、スマホの標準のカメラで月を撮っても白い光になってしまいます。ですが、露出を調整できるアプリなら月の模様まできれいに撮影可能です。ここでは月の撮影におすすめのiPhoneアプリと、撮り方を紹介します。

月の写真をAndroidスマホで撮影。無料カメラアプリ「Camera VF-5 Lite」で撮ろう

美しい夜空の月を写真に撮って残したくても、スマホの一般的なカメラでは難しいですね。しかし、シャッタースピードなどを詳細に調整できるカメラアプリを使えば、月の模様までわかるように撮影可能です。