配列
RANDARRAY 乱数が入った配列を作成する
対応バージョン:
[最小値]以上[最大値]以下の、整数または実数(小数)の乱数が入った[行数]×[列数]の配列を作成します。
入力方法と引数
RANDARRAY
行数 | 作成したい配列の行数を指定します。 | |
---|---|---|
列数 | 作成したい配列の列数を指定します。 | |
最小値 | 乱数の最小値を指定します。省略すると0を指定したものとみなされます。 | |
最大値 | 乱数の最大値を指定します。省略すると1を指定したものとみなされます。 | |
乱数の種類 | 乱数を整数にするかどうかを指定します。 | |
TRUE | 整数の乱数を発生 | |
FALSEまたは省略 | 実数(小数)の乱数を発生 |
活用のポイント
- RANDARRAY関数は、Office 365でのみ利用できます。
- 関数は配列数式(スピル配列)として入力されるので、複数のセルに結果が表示されます。使用例では、セルA2に関数を入力しただけで、セル範囲A2~C4のセルにそれぞれ乱数が返されています。
- 結果が返されるセル範囲にすでに値が入力されていたり、関数の入力後にそれらのセルに値を入力したりすると[#SPILL!](または[#スピル!])エラーになります。
- RANDARRAY関数は、ワークシートが再計算されるたびに新しい乱数を返します。再計算されるのは次の場合です。
ブック(ファイル)を開いたとき
セルにデータを入力したか、またはセルのデータを修正したとき
[F9]キー、[Shift]+[F9]キー、[Ctrl]+[Alt]+[F9]キー、[Shift]+[Ctrl]+[Alt]+[F9]キーのいずれかを押したとき