相手の情報をすぐに登録できる

パソコンを使わずに連絡先を管理するのは大変です。そもそも手書きで住所や名前を書くのは大変な作業で、郵便番号や住所が変わるたびに情報を書き換えるのはあまり現実的ではありません。Outlookの場合は、相手から届いたメールを表示して、追加の操作をするだけで相手のメールアドレスを連絡先に登録できます。

以降の記事では、新しい連絡先を登録する方法から解説しますが、メールでやりとりした人のメールアドレスを登録しておくだけでも立派な連絡先が完成します。住所や電話番号などの情報は、メールの署名からコピーするなどして、必要に応じて後から追加すればいいでしょう。

また、Outlookの連絡先は、個人情報を扱う多くのアプリケーションでサポートされているので、連絡先データの読み込みや書き出しを行うことで、データを相互に利用しやすくなっています。

連絡先の情報を確認する画面

ナビゲーションバーの［連絡先］ボタンをクリックすると、ビューに連絡先の一覧が表示されます。標準の設定では、ビューは［連絡先］の表示形式で表示されますが、［現在のビュー］グループの［名刺］や［連絡先カード］［カード］［電話］などをクリックして、表示形式を変更できます。

ビューが［連絡先］に設定されているときは、右側の閲覧ウィンドウに、ビューで選択した連絡先情報が表示されますが、メールアドレスが表示されていれば、クリックして、すぐにメールを作成できます。