月々の料金プランはどうなる?
Optimus itを利用するには、Xi向けの料金プランを契約します。Xiの料金プランは2年単位で契約する「タイプXiにねん」、契約期間の拘束がない「タイプXi」の2つがあります。FOMAの多くの料金プランのように、基本使用料に無料通信分が含まれていませんが、通話料割引サービスの「Xi カケ・ホーダイ」(月額700円(税込))を契約することで、NTTドコモの携帯電話への国内通話が無料になります。パケット通信プランはパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ フラット」と「Xiパケ・ホーダイ ダブル」が契約できます。スマートフォンはユーザーが直接、操作していないときにもひんぱんにパケット通信をするので、パケット定額サービスの契約は必須です。プロバイダーはiモード携帯電話を利用していたときのiモードに相当するもので、インターネット接続のために必要です。Optimus itではスマートフォン向けの「spモード」を契約します。
0.月々の支払額(税込)の例
iモードのメールアドレスはOptimus itで使える?
Optimus itはiモード携帯電話と同じように、「○△□@docomo.ne.jp」というiモードと同じメールアドレスが使えます。iモード携帯電話からOptimus itに機種変更すると、通常はspモードの契約と同時にiモードを解約するため、それまで利用していたiモードのメールアドレスはspモードに自動的に引き継がれます。spモードはインターネット接続、spモードメールに加え、コンテンツ決済サービス、電話帳バックアップサービスなどが利用できます。有料オプションの「spモード『公衆無線LANサービス』」も利用できます。
●「spモード」で使えるサービス一覧
インターネット接続 | インターネット上のWebサイトや「dメニュー」の閲覧のほか、音楽やゲーム、アプリなどをダウンロードできる |
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spモードメール | spモードメールiモードのメールアドレスの継続利用/新規取得ができる |
コンテンツ決済サービス | コンテンツ決済サービスコンテンツの購入代金(利用限度額:税込10,000円/月)をOptimus itの月額利用料金と一括で支払うことができる |
電話帳バックアップサービス | Optimus itの電話帳を最大3,000件/グループ情報を200件まで定期的に自動バックアップできる(合計100MBまで) |
災害用伝言板 | 震度6弱以上の地震など、大規模災害が発生したときに安否情報を確認できる |
災害用音声お届けサービス | 震度6弱以上の地震など、大規模災害が発生し、音声発信がつながりにくくなったときに、パケット通信で音声メッセージを送ることができる |
docomo ApplicationManager | ドコモのサービスを利用するために必要なアプリのインストールや、過去にインストールしたドコモのアプリの再インストールができる |
アクセス制限サービス(オプション) | 出会い系サイトなど、有害と判断されるWebサイトへのアクセスを制限できる |
spモードメールウイルスチェック(オプション) | spモードメールのウイルス感染の有無をチェックし、ウイルスを検出したときは自動的に削除できる |
spモード「公衆無線LANサービス」(有料オプション) | 全国約4,800のエリア、約9,200のアクセスポイントで公衆無線LANを利用できる。税込315円/月 |
今まで使っていた電話帳は移行できる?
iモード携帯電話に登録していた電話帳は、赤外線通信を使い、Optimus itの「電話帳」に移行することができます。送信元の携帯電話やスマートフォンに赤外線通信が搭載されていないときは、電話帳のデータをmicroSDカードに保存し、Optimus itで[電話帳]のアプリを利用すると、移行できます。iモード携帯電話がmicroSDカードに対応していないときは、ドコモショップに設置されている「DOCOPY」を使い、電話帳データをmicroSDカードに保存できます。また、Bluetoothを使って、iモード携帯電話から転送することもできます。
[ヒント]利用できないサービスは?
Optimus itでは利用できないサービスがあります。たとえば、ひとつの契約で2つの電話番号が利用できる2in1などです。プロバイダーはiモードの代わりに、spモードを契約します。Xiに契約を切り替えてもiモードの契約は残しておくことができます。
[ヒント]期間限定キャンペーンもチェックしよう
NTTドコモでは商戦期などにキャンペーンを実施することがあります。本体の購入価格が値引かれたり、パケット定額料の上限額が割安になるなど、キャンペーンの内容にもいろいろな種類があります。購入前に、NTTドコモのWebページを確認しておきましょう。
[ヒント]月々サポートの金額はいくらになるの?
NTTドコモではスマートフォンの対象機種を購入したユーザーに対し、最大24回、毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」という割引サービスを提供しています。月々サポートの適用を受けるには、Xiパケ・ホーダイ フラットか、Xiパケ・ホーダイ ダブルの契約が条件になります。月々サポートで割り引かれる金額は、新規契約か、機種変更か、MNP(番号ポータビリティ)なのかによって違い、キャンペーンなどで増額されることもあります。
[ヒント]miniUIMカード対応の携帯電話のみで使える
Optimus itは契約者情報などを記録するSIMカードとして、従来よりも少し小さいドコモminiUIMカードを採用しています。そのため、差し替えて利用できる機種は、ドコモminiUIMカードに対応した携帯電話やスマートフォンのみです。通常サイズのドコモUIMカードへは、1年に1回まで、無料で変更できます。2回目からは1回の変更につき、3,150円(税込)の発行手数料がかかります。
[ヒント]auやソフトバンクの携帯電話から乗り換えるときは?
NTTドコモ以外の携帯電話を使っているときは、 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を利用することで、同じ電話番号のまま、NTTドコモに移行できます。ただし、各社の携帯電話で利用していたメールアドレスは使えません。元の携帯電話会社と複数年の継続契約などをしているときは、契約解除料がかかることがあります。
[ヒント]My docomoに登録しておこう
NTTドコモでは利用料金の確認や料金プランの変更、各種手続き、キャンペーンの登録などができる「My docomo」というサービスを提供しています。Optimus itのアプリやパソコンのブラウザーでも利用できますが、事前に登録が必要です。本書の付録を参考に、登録しておきましょう。