メールを送信する
Evernoteのアカウントを作成すると、自分専用のメールアドレスが設定されます。そのアドレスにメールを送信すると、メールの内容を取り込んだノートが作成されます。これを「メールノート」と呼びます。メールノートは、さまざまに応用が利く機能です。パソコンでも携帯電話でも、メールが送信できる端末さえあれば、すぐにメモが可能になります。またメールマガジンなどをノートとして取り込むことも可能です。
1.アカウント情報を確認する
2.メールノート用のアドレスを確認する
3.メールを作成する
4.画像を添付してメールを送信する
5.メールノートを確認する
メールノートが便利に使えるサービス
メールノートに、各種Webサービスのレポートメールを取り込むのも役立ちます。Evernoteでデータが保存しやすくなるのもポイントですが、もっとも重要なのは、メールノートを編集してメモが書き込めることです。レポートのデータに自分の考えを書いたメモが加わることによって、資料としての価値が大幅に上がります。
0.Google Analytics
アクセス解析サービス「GoogleAnalytics」のレポートは、ブログやWebサイトの運営のための貴重なデータの宝庫です。レポート画面で[メール]をクリックし、設定を行います。このとき[添付ファイル]に[PDF]を選択します。EvernoteはPDFファイルを見やすいので、これを活用しない手はありません。
http://www.google.com/intl/ja/analytics/
0.Google AdSense
広告サービス「Google AdSense」のレポートメールは、パフォーマンスレポートを表示して[レポートを保存]をクリックし[このレポートを定期的に自動で作成]をチェックすることで利用できます。こちらもブログやWebサイト運営のための貴重なデータが得られます。
http://www.google.com/adsense/
0.Googleアラート
「Googleアラート」は、設定したキーワードの新しい検索結果をメールで知らせてくれるサービスです。キーワードを設定し、メールの配信先をメールノート用のアドレスにすれば、新しい情報のあるWebページが自動的に送られてくるようになり、情報収集に役立ちます。
http://www.google.co.jp/alerts
[ヒント]メールノート用のアドレスを変更するには
Evernote Webにサインインして画面右上のユーザー名→[設定]をクリックし、[アカウントの概要]が表示されたら[ノートをメールで送信]の[リセット]をクリックすると、メールノート用のアドレスが変更されます。このとき、自分でメールアドレスを入力することはできず、ランダムな文字列のものとなります。もしも迷惑メールが届くようになってしまった場合などには、この機能を利用しましょう。
[ヒント]添付ファイルも取り込まれる
メールノート用のアドレスに送信したメールにファイルを添付していた場合、そのファイルは取り込まれてノートに挿入されます。画像や音声、動画、PDFファイルなど、ファイル形式には特に制限はなく、通常のノートの編集時と同じように挿入され、あとから開くことも可能になります。
[ヒント]ノートブックとタグの指定ができる
メールの件名に「@(ノートブックの名前)」と入力するとメールノートを作成するノートブックが指定できます。このときに指定できるのは既存のノートブックに限られます。「#(タグの名前)」と入力するとタグが付きます。タグの名前は既存のものでなくてもよく、また、複数指定することも可能です。
[ヒント]Gmailのメールをメールノートに転送するには
メールノートの使い道の1つとして、重要なメールを転送してEvernoteに取り込むことができます。例えばGoogleのメールサービスでは「フィルタ」機能によって条件(特定の宛先や件名など)に合ったメールを自動的に転送するように設定できるので、利用してみましょう。特定のアドレスからのメールや、件名に特定のキーワードを含むメールをメールノート用のアドレスに転送するようにして、自分や仲間でのメモ用に使うという方法も考えられます。