LibreOffice Portableをインストールする
◆ LibreOffice Portable
http://portableapps.com/apps/office/libreoffice_portable/
1.LibreOffice Portableをダウンロードする
2.使用言語を設定する
3.インストールを開始する
4.インストール先を選択する
5.インストールが完了した
Excelファイルを編集・保存する
1.LibreOffice Calcを起動する
2.[開く]を表示する
3.ファイルを選択する
4.Excelファイルを編集・保存する
5.ファイルフォーマットを選択する
[ヒント]LibreOffice PortableはMicrosoft Officeとどう違う?
LibreOffice Portableは、Microsoft Officeで作成したファイルを閲覧・編集できるソフトウェア「LibreOffice」のポータブル版です。LibreOffice PortableをUSBメモリーで持ち歩けば、ほかのパソコンで使用できるほか、パソコン上にデータを残さないのでセキュリティ面でも安心です。LibreOffice PortableにはWriter(ワードプロセッサー)、Calc(表計算)、Impress(プレゼンテーション)などのアプリケーションが含まれており、それぞれがMicrosoft OfficeのWord、Excel、PowerPointのファイルに対応しています。無料で配布されているため、市町村や学校などで採用されているケースもあります。画面はツールバーとメニューバーの操作体系で、シンプルでわかりやすく使えます。
[ヒント]Microsoft Officeのファイルを完全に再現できるわけではない
LibreOffice PortableではMicrosoft Officeの各ファイルを開いて編集できますが、Microsoft Officeの機能や書式などを完全に再現できるわけではありません。例えば、Excelファイルでは罫線の太さが、Wordファイルでは図形の書式が正確に表示されないなどのケースがあります。LibreOffice Portableではファイルの閲覧や文字の修正などの簡単な編集だけに留めて、表や図形のデザインなど再現性が重視される部分については、手を加えないようにすることをおすすめします。
[ヒント]ファイルの種類を選択して保存するには
LibreOffice PortableでMicrosoft Officeのファイルを編集して上書き保存しようとすると、[Excelファイルを編集・保存する]の手順5の画面が表示されます。この画面にある「ODFフォーマット」は「オープンドキュメントフォーマット」と言い、LibreOfficeで採用されているファイル形式です。元のExcel形式のファイルとして保存するには、手順5のようにExcelのフォーマットを選択します。また、ほかのファイル形式で保存したい場合は、[ファイル]-[名前を付けて保存]の画面で[ファイルの種類]からファイル形式を選択します。なお、[ファイル]-[PDFとしてエクスポート]をクリックするとPDFファイルが生成されます。PDFを表示できる環境なら誰でもファイルを閲覧できるようになります。