ストリートビューで過去の風景を表示可能に
2014年4月24日、Googleマップ(パソコンのブラウザーから利用する、新しいGoogleマップ)のストリートビューに、過去の風景が表示できる「タイムマシン機能」が追加されました。追加当初は利用できるユーザーが限られていますが、今後、徐々に多くのユーザーが利用可能になっていくと考えられます。
ここでは、タイムマシン機能の操作方法を解説します。
建設途中の東京スカイツリーを見る
都営地下鉄地下鉄本所吾妻橋駅付近の道路から、建設途中のスカイツリーの様子を見てみましょう。
1Googleマップでストリートビューを見たい場所を表示する
▼都営地下鉄地下鉄本所吾妻橋駅付近のGoogleマップ
Googleマップを開く
上記のリンクをクリックして、Googleマップでストリートビューを見たい場所を表示します
2ストリートビューを開始する
画面右下にあるペグマン(黄色い人形のアイコン)をドラッグすると、地図上のストリートビューが表示できる場所が青く表示されます。ペグマンの下側に表示される緑色の丸が、見たい場所に重なるようにドラッグして、マウスのボタンを離します
3タイムマシンの利用を開始する
ストリートビューが表示されました。左上に表示される地名の下に、小さな時計のアイコン(と赤い[NEW]の文字)があれば、タイムマシンが利用可能です。時計のアイコンをクリックしましょう。もしも、この近辺で時計のアイコンが表示されない場合は、まだタイムマシンが利用可能になっていません。可能になるまで待ちましょう
4いつの画像を見るか選択する
小さなウィンドウが表示され、過去の画像が選択できるようになりました。下部のスライダーで、表示する画像の時期(年、月)を選びます(選択できる時期は場所により異なり、少し場所をずらすだけで違う年月が選べるようになります)。また[+]が表示された虫眼鏡のアイコンをクリックすると、画像を大きく表示できます
5昔の画像が表示された
2009年12月(Dec 2009)の、建設途中の東京スカイツリーの様子が大きく表示されました
さらに2010年1月(Jan 2010)の画像も選択できます
震災前後の仙台空港周辺の様子を見る
タイムマシンを使って、Googleの「未来のキオク」で公開されている、東日本大震災前のストリートビューを見ることもできます。
▼未来へのキオク
未来へのキオク
▼Google Japan Blogの記事
Google Japan Blog: ストリートビューで時間旅行
日本ではプライバシーに配慮して、2009年5月からストリートビューを撮影するカメラの高さが変更されました。タイムマシンでは変更前の画像を見ることはできませんが、被災地のストリートビューは、それ以前の画像も見ることができるようになっています。
ここでは、宮城県名取市の仙台空港付近のストリートビューを見てみましょう。
1ストリートビューを開始する
▼仙台空港付近
Googleマップを開く
Googleマップを表示したら、ペグマンをドラッグしてストリートビューを開始します
2タイムマシンを開始する
ストリートビューが表示されたら、タイムマシンを開始します
3震災前の画像が表示された
この場所では、2008年1月(Jan 2008)の画像が表示されました。場所によって表示できる画像の時期は異なります