数値の丸め

FLOOR.MATH 数値を基準値の倍数に切り下げる

対応バージョン:365 2019 2016 2013

[数値]を[基準値]の倍数になるように切り捨てます。[モード]の指定により、[数値]が負のときに0から離れた整数に切り捨てるか、逆に0に近い整数に切り捨てるかの切り替えができます。

入力方法と引数

FLOOR.MATHフロア・マス数値, 基準値, モード

数値もとの数値を指定します。
基準値切り捨ての基準となる数値を指定します。
モード切り捨ての動作を数値で指定します。
0または省略[数値]が正の場合は0に近い整数に、[整数]が負の場合は0から離れた整数に切り捨てます。
0以外の数値[数値]が正の場合も負の場合も0に近い整数に切り捨てます。

使用例数値を基準値の倍数になるように切り下げた結果を求める

FLOOR.MATH関数

活用のポイント

  • 使用例では、FLOOR.MATH関数のほかに、FLOOR関数とFLOOR.PRECISE関数も入力し、それぞれの結果を比較できるようにしてあります。[数値]と[基準値]の正負に応じて、各関数の結果がどのように異なるかを確認してください。
  • FLOOR.MATH関数は、[モード]の指定によって切り下げの方向が切り替えられるので、利用状況に応じて、ほかの2つの関数よりも柔軟な対応ができます。

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