数値の丸め
FLOOR.MATH 数値を基準値の倍数に切り下げる
対応バージョン:
[数値]を[基準値]の倍数になるように切り捨てます。[モード]の指定により、[数値]が負のときに0から離れた整数に切り捨てるか、逆に0に近い整数に切り捨てるかの切り替えができます。
入力方法と引数
FLOOR.MATH
数値 | もとの数値を指定します。 | |
---|---|---|
基準値 | 切り捨ての基準となる数値を指定します。 | |
モード | 切り捨ての動作を数値で指定します。 | |
0または省略 | [数値]が正の場合は0に近い整数に、[整数]が負の場合は0から離れた整数に切り捨てます。 | |
0以外の数値 | [数値]が正の場合も負の場合も0に近い整数に切り捨てます。 |
活用のポイント
- 使用例では、FLOOR.MATH関数のほかに、FLOOR関数とFLOOR.PRECISE関数も入力し、それぞれの結果を比較できるようにしてあります。[数値]と[基準値]の正負に応じて、各関数の結果がどのように異なるかを確認してください。
- FLOOR.MATH関数は、[モード]の指定によって切り下げの方向が切り替えられるので、利用状況に応じて、ほかの2つの関数よりも柔軟な対応ができます。