配列の要素の利用
INDEX 行と列で指定した位置の値を求める
対応バージョン:
[配列]のなかの、指定した[行番号]と[列番号]の位置にある値を求めます。INDEX関数には「配列形式」と「セル参照形式」の2種類があり、引数の指定方法が異なっています。ここでは主に、配列形式のINDEX関数について解説します。
入力方法と引数
INDEX
配列 | 値を求めたい範囲を配列定数で指定します。 |
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行番号 | [配列]のなかで何行目に当たるかを指定します。先頭の行が1となります。[配列]が1行しかない場合には、この引数を省略して、「INDEX(配列,列番号)」のように指定することができます。 |
列番号 | [配列]のなかで何列目に当たるかを指定します。先頭の列が1となります。[配列]が1列しかない場合には、この引数を省略して、「INDEX(配列,行番号)」のように指定することができます。 |
活用のポイント
- [行番号]または[列番号]に0を指定すると、[配列]内の列全体、または行全体の値が配列として返されます。[配列]に複数行または複数列の配列を指定し、[行番号]または[列番号]を省略したときには、列全体または行全体の値が配列として返されます。
- 戻り値は値または配列です。配列数式やほかの関数の引数としてINDEX関数を指定することもできます。
- セル参照形式のINDEX関数を使うには、「=INDEX(参照,行番号,列番号,領域番号)」と入力します。[参照]のなかの、[領域番号]の領域と[行番号]、[列番号]で示されるセルの参照を求めます。戻り値として返されるのは値ではなく、セル参照になります。