サーバーデータ

RTD RTDサーバーからデータを取り出す

対応バージョン:365 2019 2016 2013 2010

指定した引数に従って、RTDサーバー(リアルタイムデータサーバー)から、データを取り出します。RTDサーバーとは、アプリケーション間の連携を取るためのCOM(Component Object Model)という技術を使って作成されたプログラムのことです。主に、金融、証券などの分野で、リアルタイムにデータを取り出すときに使われます。なお、RTDサーバーを作成する方法については、マイクロソフトのサポート技術情報を参照してください。

入力方法と引数

RTDアール・ティー・ディープログラムID, サーバー, トピック1, トピック2, ..., トピック253

プログラムIDRTDサーバーのプログラムIDの名前を表す文字列を指定します。
サーバーRTDサーバーが動作しているコンピュータの名前を表す文字列を指定します。RTD サーバーがローカルマシン(RTD関数を入力したコンピュータと同じコンピュータ)で動作している場合、[サーバー]の指定は省略できます。その場合、「""」(空白の文字列)を指定してもかまいません。
トピック取得するデータの名前を表す文字列を指定します。引数は253個まで指定できます。

使用例RTDサーバーでカウントしている入場者数を取り出す

RTD関数

活用のポイント

  • RTDサーバーがデータを更新し続けるように作られている場合、Excelの表示も自動的に刻々と変わります。ただし、ブックの計算方法が「自動」に設定されていない場合は、表示は変わりません。