t分布
TDIST t分布の右側確率や両側確率を求める
対応バージョン:
t分布の右側確率や両側確率を求めます。[尾部]に1を指定した場合はT.DIST.RT関数と同じ結果になり、[尾部]に2を指定した場合はT.DIST.2T関数と同じ結果になります。
入力方法と引数
TDIST
値 | t分布の累積分布関数に代入する値を指定します。 |
---|---|
自由度 | 分布の自由度を指定します。 |
尾部 | 右側(上側)確率を求めるには1を指定し、両側確率を求めるには2を指定します。 |
活用のポイント
- TDIST関数は、T.DIST関数、T.DIST.RT関数、T.DIST.2T関数の互換性関数です。ただし、[関数形式]という引数がないため、確率密度関数の値は求められません。
- 「左側確率=1-右側確率」なので、使用例のセルD3に「=1-TDIST(A3,B3,1)」または、「=1-E3」と入力すると左側確率が求められます。
- 使用例では、セルF3に「=TDIST(A3,B3,2)」と入力してあります。これは両側確率の値です。