t分布

TDIST t分布の右側確率や両側確率を求める

対応バージョン:365 2019 2016 2013 2010

t分布の右側確率や両側確率を求めます。[尾部]に1を指定した場合はT.DIST.RT関数と同じ結果になり、[尾部]に2を指定した場合はT.DIST.2T関数と同じ結果になります。

入力方法と引数

TDISTティー・ディストリビューション, 自由度, 尾部

t分布の累積分布関数に代入する値を指定します。
自由度分布の自由度を指定します。
尾部右側(上側)確率を求めるには1を指定し、両側確率を求めるには2を指定します。

使用例自由度10のt分布で、4というt値に対する右側確率の値を求める

TDIST関数

活用のポイント

  • TDIST関数は、T.DIST関数、T.DIST.RT関数、T.DIST.2T関数の互換性関数です。ただし、[関数形式]という引数がないため、確率密度関数の値は求められません。
  • 「左側確率=1-右側確率」なので、使用例のセルD3に「=1-TDIST(A3,B3,1)」または、「=1-E3」と入力すると左側確率が求められます。
  • 使用例では、セルF3に「=TDIST(A3,B3,2)」と入力してあります。これは両側確率の値です。

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