タグによる整理のポイント
取引先や人ごとにノートを整理するには
プロジェクトごとにノートブックを分けているけれど、複数のプロジェクトで関係している人がいるので、その人の関連情報をまとめられるようにしたい、というときは、タグの出番です。タグは、ノートブックで分類する(分ける)のと違い、共通のタグを付けることでノートどうしを関連付ける役割を持っています。
気になるキーワードで検索し、まとめてタグを付ける
仕事の関係者に限らず、気になる人や物などをキーワードに、ノートを検索してみましょう。過去に保存したWebページや書類などから、関連するノートが3つ以上見つかったら、そのキーワードをタグにして、以降、ノートが増えるたびにタグを付けるようにします。すると、その人への関心が強くなり、関連する情報を意識的に集められるようになります。
タグの入力補助機能を活用する
タグを入力するときは、一部を入力すると既存のタグが候補として表示される入力補助機能があります。これによって、頭文字を入力するだけでタグを付けることができます。日本語は変換を確定しないと候補が表示されませんが、人名ならば「person:○○」のように、アルファベットから始まるタグにしておくと、入力補助を有効に使うことができます。
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HINTタグはときどき「棚卸し」しよう
タグはノートの整理に使うのと同時に、自分がどのような情報(キーワード)を重要と考えているのかを把握するためにも使えます。そのため、数カ月に1回程度でいいので、たまにやっておきたいのがタグの「棚卸し」です。ノート数の少ないタグや必要のないタグを削除したり、新しいタグを作り(「Evernoteのノートにタグを付けるには」で解説しているように、気になるキーワードでノートを検索し、タグを付けていきます)、タグの付いたノートを増やしたりしていきましょう。タグの一覧では、それぞれのタグが付いたノートの数が表示されますが、この数を確認すると、自分の興味の傾向を客観的に知ることができます。今後どのような情報を集めるか、どのようなことを意識的にメモしようか、といったことを考えるきっかけにしましょう。