誤差関数
ERF 誤差関数を積分した値を求める
ERF.PRECISE 誤差関数を積分した値を求める
対応バージョン(ERF関数):
対応バージョン(ERF.PRECISE関数):
ERF関数は、誤差関数を[下限]〜[上限]の区間で積分した値を求めます。ERF.PRECISE関数は、誤差関数を0〜[上限]の区間で積分した値を求めます。
入力方法と引数
ERF
ERF.PRECISE
下限 | 誤差関数を積分するときの下限を数値で指定します。 |
---|---|
上限 | 誤差関数を積分するときの上限を数値で指定します。ERF関数ではこの引数を省略できます。 |
活用のポイント
- ERF関数では、[上限]を省略して[下限]のみ指定すると、誤差関数が0〜[下限]の区間で積分されます。[下限]が、上限の扱いになることに注意してください。
- 使用例では、セルF4に「=ERF.PRECISE(E4)」と入力し、ERF.PRECISE関数を使った場合の結果も表示しています。ERF.PRECISE関数の場合、誤差関数が常に0〜[上限]の区間で積分されます。これは、ERF関数に[下限]のみ指定した場合と同じ結果となります。