集計値
CUBEVALUE キューブの集計値を求める
対応バージョン:
キューブの集計値を求めます。
入力方法と引数
CUBEVALUE
接続名 | キューブへの接続名を指定します。 |
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メンバー式 | キューブのメンバーや組を表わす多次元式を指定します。254個まで指定できます。CUBESET関数で求めたセットを指定することもできます。これらの[メンバー式]をスライサーとして、指定された部分の合計が返されます。 |
活用のポイント
- キューブ関数を利用するには、Microsoft SQL Server Analysis Servicesのデータソースと接続しておく必要があります。使用例はサーバーとデータベースが用意できている前提のもとで作成されています。なお、利用しているデータベースはMicrosoft SQL Server 2012向けに提供されているサンプルデータベース「Adventure Works DW 2012」です。
- 集計などに使うデータを絞り込むための軸をスライサーと呼びます。たとえば、ある年の売上の合計を求める場合には、「年」がスライサーとなります。
- [メンバー式]にメジャーが指定されていない場合は、キューブの既定のメジャーが使われます。メジャーとは、キューブ関数で売上金額や個数などの「集計に使われる値」のことです。