このワザで解決!
Windows VistaのHome Premium以上のエディションには、さまざまな視覚効果を実現する「Windows Aero」機能があります。一般的には、Windows Aeroを無効にするとマシンへの負荷が軽減され、動作を軽くする効果があると言われています。Windows Aeroを無効にするには、[デザインの設定]の[配色]を変更するか、システムをパフォーマンス優先の設定にします。
ただ、グラフィックスの性能が高いPCでは、Windows Aeroを有効にすることでCPUが行う処理をグラフィックスチップに肩代わりさせ、結果的に全体の動作を軽くできる場合もあります。
筆者(小林)が「HP 2133 Mini-Note PC」のハイパフォーマンスモデルで試したところ、明確な違いは体感できませんでした。ベンチマークテスト(CrystalMark 2004R3)では、Windows Aeroを無効にした状態のほうが高い値を出しました。