このワザで解決!
Windows VistaのHome Premium以上のエディションには、さまざまな視覚効果を実現する「Windows Aero」機能があります。一般的には、Windows Aeroを無効にするとマシンへの負荷が軽減され、動作を軽くする効果があると言われています。Windows Aeroを無効にするには、[デザインの設定]の[配色]を変更するか、システムをパフォーマンス優先の設定にします。
ただ、グラフィックスの性能が高いPCでは、Windows Aeroを有効にすることでCPUが行う処理をグラフィックスチップに肩代わりさせ、結果的に全体の動作を軽くできる場合もあります。
筆者(小林)が「HP 2133 Mini-Note PC」のハイパフォーマンスモデルで試したところ、明確な違いは体感できませんでした。ベンチマークテスト(CrystalMark 2004R3)では、Windows Aeroを無効にした状態のほうが高い値を出しました。
Windows Aeroを無効にする
![1 [配色]の[Windows Vistaベーシック]をクリック,2 [OK]をクリック,レッスン9と同様に操作して[デザインの設定]を表示しておく](/contents/024/img/img20081010133110003519.jpg)
パフォーマンス優先の設定にする
![1 [システムのプロパティ]をクリック,[コンピュータ]を表示しておく](/contents/024/img/img20081016113827097704.jpg)
![2 [システムの詳細設定]をクリック,3 [ユーザーアカウント制御]が表示されたら[続行]をクリック,[システム]が表示された](/contents/024/img/img20081016113926052480.jpg)
![4 [詳細設定]をクリック,5 [パフォーマンス]の[設定]をクリック,[システムのプロパティ]が表示された](/contents/024/img/img20081016114053039624.jpg)
![6 [パフォーマンスを優先する]をクリック,7 [OK]をクリック,オフにしたくない項目がある場合は項目をチェックする,[パフォーマンスオプション]が表示された](/contents/024/img/img20081016114240065977.jpg)


